幻の和牛に絶景クルーズも!広島を堪能&元気になる最新おすすめ旅スポット
飛行機を利用すれば東京から約1時間半で行ける広島県は、観光も食も景色も楽しめる場所。
都市と自然が近い立地、瀬戸内の多島美、平和を考えるツアー、そして海と山の幸なども豊富です。2023年の「G7サミット」開催地としても注目を集めています。
広島の魅力を思う存分に堪能するなら、例えば幻の和牛や瀬戸内ならではの地魚を味わいつつ、スペシャルな路面電車や豪華クルーザー、さらに電動自転車で被ばく遺産を巡るガイドツアーに参加してみたり。その楽しみ方は多岐に渡ります。
そこで今回は筆者が広島で体験した、ちょっと贅沢な大人の旅スポットの数々をご紹介します。
目次
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
広島で飲食できるスペシャルな路面電車「トラン・ルージュ」体験
広島の中心部を走る路面電車。路線ネットワークは日本最大規模を誇り、地元民や旅行客の足としておなじみの存在です。
そんな広島電鉄が運行する特別な路面電車「トラン・ルージュ」をご存じでしょうか。
真っ赤な色で目を引く路面電車は、車内で飲食しながら車窓からの景色も楽しめます。2016(平成28)年のデビュー以来、一般的な運行は行っておらず、企画電車や貸切運行のみ。
過去には「ビール電車」「ワイン電車」「おでん&日本酒電車」や、地元のプロ野球・広島東洋カープやサッカーJリーグ・サンフレッチェ広島とコラボレーションしたことも。
修学旅行や企業・団体が忘年会で貸し切るケースもあるとのこと。
今回乗ったトラン・ルージュは、広島港駅を出発し、車窓から広島随一の繁華街である紙屋町、原爆ドームや平和公園などを眺めつつ、牡蠣や穴子、レモンや瀬戸内真鯛といった広島ならではの料理を味わう特別なコース。
ビールやワイン、日本酒なども提供され、実は持ち込み自由だそう。
路面電車ならではのゆっくりした速度で、車窓から見える景色はまた格別な体験となり、広島の特別な旅の思い出となるでしょう。
- TRAIN ROUGE(トラン・ルージュ)
- 082-222-2287(ひろでんトランルージュ事務局)
- 貸切運行例 (A)18名、飲み放題、弁当、往復運行:19万3600円~/ (B)16名、コース料理、往復運行:28万1600円~/(C)14名、コース料理、MCによる広島の案内や広島電鉄スタッフによる広電トーク付き、3行程運行:39万7100円~
- 公式サイト
広島で原爆と平和を学ぶ地元ガイド付き「ピースツアー」 電動自転車で巡る
広島は原爆被害を受けた街であり、その街なかや郊外には、いまも被ばく遺産が点在しています。
主な被ばく遺産などを自転車で巡りながら、地元のガイドとともに平和と復興について考える「ピースツアー」が旅行客に人気です。
サイクリングガイドツアー「広島の街に残る被曝遺産を地元ガイドと自転車で巡るピースツアー」は、2017(平成29)年にスタート。
もともと訪日外国人向けで話題となり、ここ数年は日本人旅行者の参加者も増加。これまでのべ2,000人以上が参加しました。
ツアーでは、まず平和公園に集合し、原爆ドームなどを見て歩きながら、普段から目にする被ばく遺産の知られざる背景や悲惨な歴史などのレクチャーを受けます。
特に戦前から栄える広島の街についての歴史から学ぶことで、戦中そして戦後と、時代を経るごとに変わって行った広島を違う側面から知ることができるのは、貴重な機会と言えるでしょう。
その後、千田町、御幸橋、京橋川などを、電動自転車でさっそうと訪ねていきます。
郊外まで点在する被ばく遺産を効率よく巡るには、電動自転車が最適。原爆がいかに広い場所まで被害をもたらしたかも実感できるはずです。
- 平和を学び感じるピースツアー「sokoiko!」
- 082-557-7259
- 1名5,000円(所要2時間)
- 公式サイト