謎多きクレオパトラの最期…なぜか遺体が発見されていない偉人たち
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
童話『星の王子さま』の作者であるサンテグジュペリは多くの人が知っているはず。
しかし、もともとが貴族の家庭に生まれ、徴兵をきっかけに飛行機のパイロットとなって、第二次世界大戦の偵察飛行中にドイツ戦闘機に撃墜され亡くなったという事実は、意外に知らない人が多いのではないでしょうか。
さらに、サンテグジュペリの操縦していた飛行機の残骸と、本人の名前が彫られた銀のブレスレットが発見されました。
実は、サンテグジュペリを撃墜したドイツの元パイロットも分かっています。
1944年7月31日に地中海上空で撃墜後、本人のブレスレットが1998年にマルセイユ沖で漁師の網に引っ掛かり発見され、その2年後にダイバーが戦闘機を海中で発見し引き揚げました。
しかし、本人の遺体は見つかっていません。遺族としては「“星の王子さま”となって消えて行ったのでそのままにしておいて」と、遺体を発見しようとする人たちに自制を促しているみたいですが、多くの人の好奇の対象となっているみたいですね。
このように、なぜか遺体が発見されていない人たちはいずれも有名人ばかり。一部の人については、命を奪った側の人間の証言まで残っていると知り、驚いた人も少なくなかったのではないでしょうか。
皆さんも、大好きな歴史上の偉人がいれば、その人のお墓がどこにあるのか調べてみると面白いかもしれませんね。
- 参考
- ドイツの元パイロット、サンテグジュペリ氏を「撃った」と明かす – REUTERS
- チェ・ゲバラ没後50年! キューバ革命の英雄の遺体が30年以上も行方不明だった理由 – HEALTH PRESS
- クレオパトラはどこに眠る? 墓巡るミステリー 続く発掘、割れる見解 – 毎日新聞
- 「クレオパトラの墓への通路か…」エジプト神殿の地下13メートルから「トンネル」が発見される – pen
- モーツァルトが眠るザンクト・マルクス墓地 – たびこふれ
- モーツァルトの死亡原因と埋葬について – 岡山県立図書館
- MAN OF THE MILLENNIUM AND OTHER MILESTONES – The Washington Post
- チンギス・ハーンの墓を求めて – NATIONAL GEOGRAPHIC
- 探検家 アルバート・リン – THE SPARK エピソード 2「探検家として生きる」| ナショジオ – ナショナルジオグラフィック
- チェ・ゲバラ没後50年、遺体と対面した当時のAFP特派員の記事 – AFP
- チェ・ゲバラを銃で処刑、ボリビア軍の元軍曹が死去…「発砲をちゅうちょした」と告白 – 読売新聞
- ゲバラ死去50年、衰えぬ人気 式典に世界からファン – 日本経済新聞
- サンタクルス周辺 チェ・ゲバラ終焉の地 – ODeN
- チェ・ゲバラ没後50年! キューバ革命の英雄の遺体が30年以上も行方不明だった理由 – ヘルスプレス
- 「星の王子さま」著者を撃墜、元独軍パイロットが証言 – AFP
- image by:Reginald Arthur, Public domain, via Wikimedia Commons
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