韓国人が「日本が羨ましい!」と感じた意外なこと【日常生活編】
最近、日本国内の繁華街だけでなく、地元の街角でも韓国商品を取り扱うお店が増えてきたように思えます。
チャミスルやプルダックシリーズのほかにも、缶マッコリの「1000億プリバイオマッコリ」や驚くほど辛い「トゥムセラーメン」、本格的な「韓国チキン」を提供しているお店もたくさん。
新大久保にも韓国のトレンドがすぐに入ってくるので、訪れる度に新しいお店を見かけますが、本場に行っていろんなものを食べたり、流行りのカルチャーを肌に感じてみたいものです。
その反面、来日した韓国人からすると「日本が羨ましい」と思うことがいくつかあるそう。そんな意外な一面を韓国人のインタビューをもとにご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
家の「水回り」が効率的
「水回りの間取りやシステムがここまで効率的なのは日本だけでは?本当に日本が羨ましいです。脱衣場に洗濯機を置けたり、自動で湯船にお湯をためてくれたり、保温もしてくれるのはほんとに便利。韓国は脱衣所がないし、洗濯機もお風呂場から離れた場所にあるので行ったり来たりする必要があります」
日本でバス・トイレ別の物件の場合、バスルームと脱衣所、そして洗濯機置き場がある間取りが多くあります。そのため洋服を脱いだらすぐに洗濯できるメリットもあり、ひとつの場所ですべての工程が済むのも日本ならではなのかもしれません。
しかし韓国ではバスルームに洗濯機置き場があるのではなく、キッチンの下に備え付けられているケースが多いそう。また、ドラム式洗濯機が多く、日本のような縦型洗濯機はあまり見かけないのだとか。
文房具は日本製しか使えない
「日本の文房具の話ですが、ノートとボールペンを買ったとき、とても書きやすくて相性がよかったんです。ブランドを見てみるとどちらも同じメーカーから販売されている製品でした。韓国の文房具はペンの先がきしんだり、ノートに吸い込まれるように太くなったりするので品質はいいとはいえません。でも日本のボールペンは均一に書けるのですごいです」
「小学生の子どもがいるんですけど、子どもたちの間で日本の文房具がはやっているみたいです。書きやすさとか便利さはもちろんですが、デザインが可愛いから人気なんだそう。韓国では可愛くて質のいい文房具があまりありません」
勉強時間が長いことでも知られる韓国。そんな学生たちを支えているのは、意外と日本製の文房具なのだとか。
日本製の文房具は以前から評判が高く、韓国だけでなく海外からも人気のあるアイテムのひとつ。品質がいいだけでなく、長持ちしてデザイン性も優れていることが人気の秘訣かもしれませんね。
食べ物が全て衛生的
「食べ物に対する意識が全然違います。几帳面なほど清潔へのこだわりは日本ならではで羨ましい!韓国はかなりおおざっぱなところがありますので…。日本では、お店の人がスマートフォンを操作した洗っていない手で、手づかみして食べ物を袋に入れることはないですよね(笑)」
「日本のコンビニの品ぞろえの豊富さや商品のクオリティの高さは羨ましいです。コンビニさえあれば必要なものがすべてそろう日本はすごい」
口にするものだからこそ、徹底した衛生管理が求められます。もちろん国によってその基準は異なりますが、韓国人によると日本の方が清潔で安心できると感じるのだとか。
また、コンビニに関しても同じで、清潔であるだけでなく、豊富な品ぞろえに感動したという声も聞こえてきました。
日常的に利用していると気がつかないこともありますが、たしかに海外諸国との商品のラインアップや利便性は大きな違いがあるのかもしれませんね。