中国に住むと考え方が変わる?在中日本人が現地の生活で驚いたこと
住み慣れた場所を離れ、違うところで暮らし始めると、その土地ならではの文化にカルチャーショックを受けることがありますよね。それは海を超えた海外生活だと、なおさら異文化に驚くことがある様子。
実際に中国に住む日本人の皆さんに、現地での生活についてお話しを伺ってみたところ、「考え方がかわった」という声が聞こえてきました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
修理の人が手ぶらで来る
家の何かが故障したとき、管理会社などへ連絡して、修理を依頼することがありますよね。日本の場合、プロの修理技師さんたちが必要な工具などを持参しているため、スムーズな作業を行なってくれます。
しかし中国では、工具などを持たずに手ぶらで自宅に修理しにくることがあるのだとか。
「水道や電気の修理を依頼すると、その修理技師の人が手ぶらで家に来ることが多く驚きました。部品や工具、脚立など持たずに家にやって来て、家にある工具を使って修理したり、家にない場合は取りに戻ったりすることがよくあります。何度も往復するのは面倒くさいんじゃないかと思いますが、中国人にすると必要ないものを持っていく方が面倒くさいのかもしれません」
無料でフルーツをゲットできる裏技がある
ドラッグストアやスーパーなどでは、お買い物をする度にポイントが貯まるところがあります。そのポイントが貯まると割引になったり、商品と交換したりすることができるので、とてもお得。ただ、中国ではほかにもお得な裏技があるのだそう。
「最近の中国の多くの買い物アプリでは、『無料フルーツゲット』の項目があります。淘宝(タオバオ)や京東(ジンドン)、美団(メイトゥアン)などのアプリ上で毎日木に水をやると、実際に家にリンゴなどのフルーツが届くんです。時間はかかるんですけど、楽しくてついつい毎日ポチポチやってます」
なぜかナイフのクオリティが高い
外国人観光客のあいだで、日本の刃物のクオリティが高いと話題になっていたことがあります。日用品としてだけでなく、お土産で日本製の包丁や爪切りなどを購入する人も珍しくありません。
ただ、とある在中日本人によると、なぜか中国のスーパーで買ったナイフの切れ味が抜群によかったそう。
「その辺のスーパーで買った果物ナイフの切れ味がすごくいいことに驚きました。ちょっとした果物を切るために買ったのですが、数年前まで現役で料理に使っていました」
「日本の刃物のクオリティが高いのは当たり前だと思います。ただ、中国もなかなかいい!適当に買った包丁の切れ味が抜群でびっくりしました。中国人の友人にそれを話すと『日本製じゃない?(笑)』といわれましたが、中国の製品でした」
露天の値段はないようなもの
中国では露天や屋台、路上販売などがたくさんあり、日本とは違ったスタイルのお買い物を楽しめます。
これらの個人が経営している露天ではバッグや衣類、食器や小物など、多種多様なものが販売されており、日常的に値下げ交渉が行われているそう。
「中国では、露店での買い物がとても楽しいです。でも値段はあってないようなものなので、お店の人と交渉しながら買い物をします。日本ではない体験で新鮮でした」