【大谷翔平負傷】エンゼル・スタジアムが揺れた30分を現地から緊急レポート

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2023/08/25

2023年8月23日(日本時間24日)、カリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムで、ひょっとしたら後年になって歴史的な瞬間と記憶されるかもしれない出来事が起こりました。

日本が誇る世界のスーパースター、大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)が、シンシナティ・レッズとのダブルヘッダーに先発登板し、わずか1回1/3で降板したのです。

image by:角谷剛

その後、検査の結果で大谷選手の右肘靱帯(じんたい)に損傷が発覚したことをエンゼルスGMのペリー・ミナシアン氏が発表しました。

この原稿を書いている24日(同25日)現在、大谷選手は今シーズン残りを投手として登板することはなく、打者としては出場し続ける予定だと報じられています。自身2度目となるトミージョン手術を受けるかどうかはセカンド・オピニオンを受けてから決定するとのこと。

言うまでもありませんが、状況はとても流動的です。明日にでも新しい情報が入ってくるかもしれません。

それでもこの記事をすぐにでもお届けしたいと思ったことには理由があります。

まったくの偶然なのですが、私はその日エンゼル・スタジアムで試合を観戦していたのです。少なくとも今シーズン最後になるであろう1球はこの目で見ました。

今はただ大谷選手の負傷が軽度であることを祈るしかありませんが、あの日エンゼル・スタジアムで何が起きたのかをご報告したいと思います。

試合前から始まっていた大谷翔平フィーバー

試合前のブルペン付近 image by:角谷剛

問題の試合は現地水曜日の午後1時9分に試合開始でした。


その翌々日からニューヨーク・メッツとの遠征シリーズを控えているためにデーゲームが予定されていたのですが、前週末にカリフォルニア州を襲ったハリケーンのために月曜日の試合が中止になり、急遽ダブルヘッダーの1試合目ということになりました。

大谷選手が先発登板することが発表されていたせいでしょう、平日の昼間としては異例と思えるほど大勢の観客がエンゼル・スタジアムにやってきました。

しかも、試合開始の1時間以上前からレフト側外野席に人だかりができていました。この球場のブルペンがそこにあるのです。

皆が試合前に大谷選手が投球練習をするところを至近距離で見ようとしていたわけです。私もそのひとりでした。

私はエンゼル・スタジアムから車で20分ほどのところに住んでいまして、年に数回は観戦に来ます。メジャーリーグの投手が投げるボールを近くで見られるレフト側外野席はお気に入りの場所です。

しかし、試合前のブルペン付近に大勢のファンが集まる現象は大谷選手の先発登板日以外で見たことがありません。大谷選手の一挙一動にファンの熱い目が注がれていました。

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