そんなつもりじゃないのに…外国人にあげたら引かれる「プレゼント」
ハンカチ、時計、靴、傘/中国
韓国の隣に位置する中国からも「ハンカチ」を否定する声が挙がっています。
「ハンカチは葬儀や悲しみを連想させるため、贈り物にふさわしくないと考えられています」(中国出身/女性)
韓国のみならず、中国の方にハンカチをプレゼントしたい時も要注意といえそうです。
また、中国にはもうひとつのNGプレゼントとして「時計」が挙げられます。
「時計は死や別れを象徴し、時間が尽きることを暗示すると考えます」(中国出身/女性)
「置き時計は中国語で『終わり』『死ぬ』と同じ発音。お年寄りの方にプレゼントすると顰蹙(ひんしゅく)を買います」(中国出身/女性)
絶対に気を付けなければならないアイテムですね。
「靴をプレゼントすると『歩いて去ってほしい』という意味になります。靴が移動や旅立ちを意味するからです」(中国/女性)。
「傘は中国語で『別れる』と同じ発音なので、カップルにプレゼントするのは避けましょう」(中国出身/女性)
これ以外にも、中国ではさまざまなNGプレゼントがある様子。贈り物をする際には、事前にしっかりと下調べが必要といえるでしょう。
下着/スーダン
スーダンで要注意なのが「下着」。
「スーダンの人に「下着」をプレゼントすると、お別れのサインとなります」(スーダン出身/女性)
ハンカチや時計に続く「お別れ」アイテムですが、国によりアイテムは千差万別なため、用意したものが当てはまっていないか気を付ける必要がありそうです。
たばこ/ニュージーランド
「たばこのない国」の実現を目指すニュージーランドで、「たばこ」を贈るのはもちろんNG。
「煙草をプレゼントすると罰金を払うことになります。健康促進に関する法律もあるし厳しいんだよ」(ニュージーランド出身/男性)
たばこの規制は国によって違いがあるため、外国人にプレゼントする前には、必ずリサーチが必要かもしれません。
国によってさまざまな違いがあった「プレゼントしてはいけないもの」たち。海外の友人にプレゼントを贈る時は、その国の文化や背景を学び、理解しておくと、困ったトラブルを避けることができそうですね。
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