【2023】京都の紅葉は「早朝」を狙え。混雑を避けて楽しめる秋の穴場スポット

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2023/10/17

“竹の里乙訓”エリアの紅葉穴場スポット

竹取物語発祥の地のひとつと伝わるこのエリアは、京都と大阪を結ぶ交通の要所でもあります。京都市内からも比較的近く、アクセスが便利なので初心者にもおすすめ。

芸術の秋を彩る自然美にうっとり【大山崎町】アサヒグループ大山崎山荘美術館

見ごろ:11月中旬~12月初旬

image by:アサヒグループ大山崎山荘美術館

大正から昭和初期にかけて、実業家・加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」。現在ではアサヒグループ大山崎山荘美術館として公開され、クロード・モネの『睡蓮』や河井寬次郎や濱田庄司、バーナード・リーチなどのコレクションでも知られています。

美術品はもちろん、チューダーゴシック様式の建築美も人気ですが、お庭も四季折々の彩りを楽しめますよ。庭園にはカエデがたくさん植えられており、晩秋には燃えるようなカエデの赤と、イチョウの黄色が庭園を埋め尽くします。

また、本館2階の喫茶室テラスからは美しい紅葉を眼下に、壮大な風景を一望できます。美術鑑賞とともに、紅葉の自然美にも浸ってみては?

■■INFORMATION■■

アサヒグループ大山崎山荘美術館

住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話:075-957-3123(総合案内)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般は企画展により異なる ※高・大学生500円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちの方300円
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)/臨時休館あり/年末年始 ※11月21日(月)28日(月)は開館
公式ホームページ

<朝観光に最適>もみじの絨毯が広がる「もみじ参道」へ【長岡京市】光明寺

見ごろ:11月中旬~下旬


市内からもほど近い長岡京市にある、1198(建久9)年に建立した西山浄土宗の総本山。総門から薬医門へと続く道は「もみじ参道」と呼ばれ、一面にもみじの絨毯が広がります。

このもみじの絨毯を見るには、紅葉が落ち始めるころがおすすめ。また、こちらは混雑する場合があるので、落ち着いて見るなら朝早くか夕方ごろがおすすめ。

※光明寺および近隣には駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。

■■INFORMATION■■

光明寺 

住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
電話:075-955-0002
時間:9:00~16:00(16:30閉門)
料金:一般1,000円/中高生500円(紅葉時期以外は無料)
公式ホームページ

<朝観光に最適>燃えるような紅葉に心癒される【長岡京市】柳谷観音 楊谷寺

見ごろ:11月上旬〜下旬

平安時代より天皇家や公家などをはじめとする眼病に悩む人々を癒す祈願所として信仰されてきた柳谷観音。人里離れた山深い場所に位置するため、寺全体が燃えるような紅葉に包まれます。

また、上書院(毎月17日公開)からの浄土苑(名勝庭園)の眺めは格別。はらはらと舞い落ちた紅葉が庭の刈込を赤く染め上げ、見事なコントラストを作り出します。眼病祈願とともに紅葉を眺めて、日ごろの眼の疲れを癒してみては。

■■INFORMATION■■

柳谷観音 楊谷寺

住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話:075-956-0017
時間:9:00〜17:00(16:30受付終了)
料金:通常期500円(ウイーク期間中:700円)※高校生以下無料
定休日:なし
公式ホームページ
Instagram
※名称庭園浄土苑のライトアップの日程予約制は随時HPなどでご案内します。

<朝観光に最適>幻想的なもみじのトンネルを歩く【向日市】向日神社

見ごろ:11月下旬~12月上旬

image by:向日市観光協会

竹の径で有名な向日市にある向日神社は、かつて向日山にあった向神社(上ノ社)と火雷神社(下ノ社)が合祀した神社です。

養老2(718)年に創建され、国の重要文化財に指定されている本殿は、室町時代に建築されたもの。鳥居から本殿に続く参道には、赤・オレンジ・黄のグラデーションが美しいもみじのトンネルができ、本殿と祖霊社をつなぐ渡廊を赤く染まったもみじが彩ります。

■■INFORMATION■■

向日神社

住所:京都府向日市向日町北山65
電話:075-921-0217
時間:境内自由
料金:無料

“京都市内”の紅葉穴場スポット

京都市内にも見逃せない穴場スポットあり。市内観光と合わせて訪れてみては?

多種多様な紅葉の宝庫!【京都市】京都府立植物園

見ごろ:11月中旬~12月上旬

秋の京都府立植物園の見どころは、広大な敷地でイロハモミジはもちろん、それ以外の、多種多様な紅葉が見られることです。

11月の中旬から始まるスズランノキ、ニッサボク、ニシキギといった世界三大紅葉樹の紅葉や、国内最大クラスのフウの木のほか、絶景と名高い「なからぎの森」周辺の池のイロハモミジなど、たくさんの樹木の紅葉が楽しめます。

11月10日(金)~12月3日(日)には、なからぎ森周辺をライトアップ!昼間とは違った紅葉を見ることができますよ。

■■INFORMATION■■

京都府立植物園

住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
電話:075-701-0141
開園時間:9:00〜17:00 (入園は16:00まで) 
料金:一般200円/高校生150円/中学生以下無料
※温室観覧料:一般200円/高校生150円/中学生以下無料
温室入室時間:10:00~15:30(16:00閉室)
定休日:12月28日~1月4日
京都府公式ホームページ

<朝観光に最適>迫力ある大イチョウは一幅の絵画のよう【京都市】岩戸落葉神社

見ごろ:11月中旬から下旬(年によって異なる)

image by:フォトAC

京都市の高雄から車で15分。清滝川と岩谷川が交わる小野郷の地にあるのはその名も「岩戸落葉神社」。

いかにも紅葉の時期にぴったりなこちらは、『源氏物語』に登場する“落葉の宮”にゆかりがある神社。社殿を囲むようにそびえ立つ樹齢不明の4本の大イチョウは圧巻です。

この大イチョウ、境内の内側にある2本が先に色づき、落葉して地面を黄色い絨毯のようになった後に、外側の2本が色づいてまるで絵画のような景色を作り出します。

■■INFORMATION■■

岩戸落葉神社

住所:京都府京都市北区小野下ノ町170
時間:境内自由

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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