旅の記憶は温泉から…2023年に行った忘れられない「温泉宿」トップ5

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2023/12/27

1位 嵯峨沢館/静岡県

長年の希望が叶って今年初めての宿泊が叶った「嵯峨沢館」。

15年以上も前からずっと泊まってみたいと思いながら長いこと実現せずにあった宿なので、自分のなかでのインパクトは今年のNO.1となりました。

露天「川の湯」image by:小林繭

おそらく近年、現代のニーズに合わせて何回ものリノベーションが重ねられたであろう館内は、昔ながらの純和風の温泉旅館をベースに保ちつつ、デザインとサービスの点においてモダン化された空間に整えられています。

敷地の広さもプラスして客室の居心地のよさは群を抜いて素晴らしく、また自家源泉を持つ宿だけあって湯使いの素晴らしさも格別でした。

大浴場でも部屋の露天でも、とにかく滞在中は好きなだけ掛け流しの源泉を堪能できる(シャワーのお湯も温泉!)温泉宿としての真っ当さがなんといっても好印象。

大浴場の景観の美しさはさすが高級旅館と頷ける完成度で、個人的には半露天とも呼べる木造りの浴槽が置かれた内湯が一番気に入りました。

内湯「夢告の湯」image by:小林繭

ちなみにこちらはハイクラスに分類されるお値段の宿ではありますが、実際のところそこまで高くないことにも注目(今日、もっとお値段が高い宿はほかにいくらでもありますから)。

伊豆の海の幸や旬の味覚がふんだんに散りばめられた夕食。image by:小林繭

ハイクラスの宿となればなるほど正真正銘の源泉掛け流しを追求することが難しくなるのも事実なので、伊豆という首都圏からアクセスのよい立地にありながらサービスやハードの充実のみに偏ることなく源泉かけ流しの美を守り抜いている大切な宿だと思います。

客室からは狩野川を眺める眺望が楽しめます。image by:小林繭

以上、ランキングにあげた宿は価格的にも幅があるので、本来一律に比べることはできないのですが、みなさまの旅のプラニングや宿選びの参考になりましたら幸いです。


  • image by:小林繭
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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