クラシカルなホテルがよく似合う…「OMO5小樽」で再発見したノスタルジックな旅

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2024/04/05

おすすめの理由その③オリジナルな小樽観光が体験できる!

ロビー階に設置された界隈のおすすめスポットがわかるOMOマップ image by:小林繭

さて、“テンションあがる「街ナカ」ホテル”をテーマとする「OMO(おも)」では、各施設においてさまざまなアクティビティが用意されているのが特色で、ここ「OMO5小樽」にも街をこよなく愛するスタッフによる小樽を楽しむためのアイディアが満載です。

小樽運河クルージングで船の上から眺める風景  image by:小林繭

小樽観光の定番「小樽運河クルージング」が宿泊者限定貸切で用意されている配慮は気が利いていますよね。これなら並んだりすることなくスムーズに観光を楽しめます。

こたつでぬくぬく温まりながらのクルージングも魅力的 image by:OMO5小樽

さらに、この運河クルージングは、冬期限定の「小樽運河こたつクルージング」や春先には人気の小樽洋菓子舗「LeTAO(ルタオ)」のアフタヌーンティーを船上で楽しむ「小樽運河アフタヌーンティクルージング」としてバージョンアップした形でも登場しているので、宿泊の際はぜひチェックしてみてください。

OMOスタッフおすすめの旧手宮線駅付近も古い家屋が残るエリア  image by:小林繭

OMOレンジャーによるご近所ツアーも人気で、歴史的街並みを眺めながら人気スポットを効率よくまわる「朝の堺町通りさんぽ」や駅前の「小樽三角市場」でオリジナル海鮮丼を朝ごはんに食す「朝市で勝手にお節介丼ツアー」など、小樽を楽しむメニューが充実。

「朝の堺町通りさんぽ」早朝、しかも雪のため人影まばら image by:小林繭

ツアーでは小樽の歴史や地元情報などいろんな話が聞けるので、参加した後にはちょっぴり小樽通になった気分に!

見た目にも爽やかな「目覚めのフロマージュパルフェ」 image by:小林繭

また、スイーツ好きのために用意されたのがLeTAO(ルタオ)PATHOS(パトス)店での朝パフェ活動。「LeTAO(ルタオ)」とOMOのコラボで作った宿泊者限定メニュー「目覚めのフロマージュパルフェ」は、海辺の朝をイメージした爽やかなイッピン。

朝パフェなので午前中に食すのが鉄則です。昼を過ぎると観光客で混み合う堺町通りも午前中なら空いているので、のんびり散策を兼ねて出かけるのがおすすめ。

おすすめの理由その④小樽でスペインを食す!

見た目にもカラフルで元気がでそうなスペインの朝ごはん。好きなものを好きなだけどうぞ!  image by:小林繭

個人的な意見になりますが、ホテルステイのお楽しみは朝食にあります。「OMO5小樽」の朝食はスペインの食文化にインスパイアされたメニューを中心としたビュッフェスタイル

なぜスペインか?というと、スペインでは歴史の古い城や修道院を改装した「パラドール」という国営ホテルが各地に点在しますが、歴史的建造物が多い小樽の街とコンセプトを重ね合わせたのだとか。


 
パフェちらしも人気のメニュー。小ぶりなサイズも嬉しい image by:小林繭

トルティージャ(スパニッシュオムレツ)や、パンコントマテ(焼いたパンにトマトペースとオリーブオイルを塗ったもの。お店によってはニンニクをつけたり、スタイルはさまざま)、チョコレートをたっぷりつけて食べるチュロスといったスペインの定番メニューがいただけます。もちろん、スペイン人が愛するハモン(生ハム)やケソ(チーズ)も。

「南樽市場」から直送の惣菜コーナーには、ごはんにピッタリなおかずが並びます。  image by:小林繭

そのスペインの朝ごはんにプラスして地元民に愛される「南樽市場」で人気の惣菜や、定番の和食メニューまでが並ぶので、レンジの広さはなかなかのもの。

一食ですべてを制覇することは到底無理なので、朝食目当てにリピートするゲストも少なくないという話には頷けます。余談ですが、スペイン語で朝食はDesayuno。カタカナで書くと、デサユーノ、デサジューノってところでしょうか。

おすすめの理由⑤アクティビティの拠点としても便利!

館内にはその日の近隣スキー場コンディションが一目でわかるインフォメーションボードが image by:小林繭

ここまでで、ホテルとして必要なサービスはオールクリア!という印象ですが、まだおすすめポイントがあるんです。それは、実はスキーやスノボーを目的とした旅の宿としてもすこぶる便利ということ。

朝里川温泉スキー場、キロロスキー場をはじめ周辺には6つのスキー場があり、その日のコンディションによって行くゲレンデを選べます。そのため中にはスノースポーツを目的に1カ月の長期ステイで宿泊するゲストも珍しくないのだそう。

スキー場から帰ってきたらギアルームに直行。ギアを置くだけでなく、メンテナンスもできる空間です image by:小林繭

ロビー奥には、使ったギアを置いておける乾燥室の設備があるのも嬉しいポイントです。ホテルの目の前のバス停からはキロロスキー場行きのバス(キロロリゾートが運行)に乗ることができるので完璧(要予約)。

ゲレンデから戻ったら小樽の街に繰り出して、食事をしたり飲んだりできるのでアフターも充実。小樽に宿泊してスノースポーツを楽しむという手があったとは、これまで知りませんでした。

天狗山からは幻想的に輝く小樽の街の灯りを眺めることができます  image by:Shutterstock.com

最後にもうひとつ。函館、札幌と並ぶ北海道三大夜景の一つである、天狗山からの小樽の夜景についても記しておきます。

「OMO5小樽」は天狗山の夜景を見に行くのにも便利。ホテルから天狗山入口までは車で10分ほど。車がなくても、タクシーまたはバスを使って行くことができます。思いたったら気軽に行ける距離なので、コンディションがよさそうなタイミングならぜひお出かけください。

image by:小林繭

プライス的にはカジュアルでありながらクラシカルなホテルステイが叶い、さらに観光トピック満載の魅惑のロケーションであること、おわかりいただけたかと思います。

友達と一緒なら夜の部屋トークも盛り上がりそう! 
image by:小林繭

トピックが盛り沢山なのでついついフットワーク軽くお出かけしてしまいますが、客室やカフェで過ごす時間も捨て難い。となると連泊が必須で、当然連泊したらもっと楽しい!という結論です。

ひとりで泊まるのも快適だし、友達や恋人と一緒にワイワイ楽しむのもあり。小樽旅でホテル選びに迷ったら、ぜひ「OMO5小樽」へ。小樽旅を盛り上げる心強い相棒となってくれると思います。

  • OMO5小樽(おも) by 星野リゾート
  • 北海道小樽市色内1丁目6-31
  • 小樽駅
  • ホームページ
  • image by:小林繭
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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