箱根観光のメイン「芦ノ湖」で富士山を眺める／神奈川県

富士山を望む景勝地、電車でも行くことができる場所が「芦ノ湖」です。約3100年前に箱根火山が噴火した際に誕生したとされ、古くは「芦の海」と呼ばれていました。海賊船や遊覧船での船旅、ロープウェイからの眺めも素晴らしいです。

近くにある芦ノ湖温泉の滞在もおすすめ。東海道で交通の要所だった箱根関所、源頼朝らの信仰を集めた箱根神社（箱根権現）、皇室の離宮跡などのスポットをはじめ、毎年7月31日の箱根神社宵宮祭である「湖水まつり」には、湖上に3,000あまりの灯ろうが浮かび、花火が打ち上がる光景は圧巻です。

富士五湖で最も小さな湖と名勝“子抱き富士”こと「精進湖」／山梨県

富士五湖で最も小さな湖「精進湖（しょうじこ）」は、カヌーや釣りで人気。溶岩流でできた湖の形は複雑となり、それゆえに周囲の景色とのコントラストは他の湖と異なって独特です。展望台から眺める富士山は、大室山を抱きかかえているように見えるため、「子抱き富士」と呼ばれます。

春は桜、秋は紅葉、さらに冬は凍結した湖面も見どころ。他の湖より空いていて静か、観光地化していない穴場スポットでもあります。天気が良い日に行くとより美しい富士山とのコラボが見られます。

富士山の眺めで外せない「山中湖」と撮影スポット／山梨県

富士山、湖、山、森。いずれも堪能できる景色といえば「山中湖」です。四季折々で異なる光景はやはり絶景であり、東京都心からも便利なアクセスで、その人気は絶大です。

おすすめは、朝の赤富士や夕焼けが美しい「山中湖交流プラザきらら」、湖と富士山を一枚に収めることができて白鳥など野鳥も集う「平野地区」、季節ごとの草花と4月から10月にかけて白い虹現象が出る「山中湖花の都公園」、紅葉のベストスポットで展望台もある「旭日丘湖畔緑地公園」など。

10月中旬から2月末ごろにかけて富士山頂に太陽が重なるダイヤモンド富士や、富士山が湖面に映る逆さ富士などは、国内外のカメラマンに特に人気です。

筑波山を背景に花が咲き誇る「小貝川ふれあい公園」／茨城県

茨城県下妻市の小貝川河川敷にある「小貝川ふれあい公園」は、地元民憩いの場であるとともに、ポピーやコスモスが、筑波山を背景に咲く光景が見事です。5月はホピー、10月中旬はコスモスが咲き誇ります。

バーベキュー場、こども広場、ネイチャーセンター、パークゴルフ場など7つのゾーンあり、自然とふれあいながら家族で楽しめる場所。ここは初日の出スポットとしても人気です。タイミングを見てぜひ訪れてみてください。

季節の移り変わりを見せる絶景も