懐かしくて、新しい街。大分県別府でこころもからだも癒された「週末おとな旅」

最近、思うんです。みんな本当に頑張ってるな〜と。はじめての子育てに奮闘している友人も、毎日22時まで残業しているパートナーも、夢を追いかけ世界一周を始めた同期も、後輩と上司の間で板挟みになっている先輩も、み〜んな頑張ってる!かくいう私も頑張ってます。え?何をって?それはその…とにかく頑張ってるんです!

いつも頑張ってるんだから、少しくらい自分を甘やかして、贅沢してもよくない?…ということで、心と体を癒しながらも、観光でリフレッシュできるぴったりの場所を見つけました。

向かうは、大分県別府市。東京・羽田空港から約1時間40分にある日本一の「おんせん県」といわれる大分県で、美しい自然やおいしい料理を満喫しました。

※本記事はPR(広告記事)ではありませんが、一部取材費をご協力いただき作成しています。

巨大なお寿司がくるくる…かわいい空港にテンションアップ

お昼は空いていましたが、夕方は多くの方で賑わっていました image by:編集部

大分空港に到着。大きな温泉の桶や足湯、ショッピングエリア「空の駅 旅人(たびと)」、レストランなど充実していました。

可愛すぎる!手荷物受取所でしか見られないので要注意 image by:編集部

手荷物受取所がドッと沸いたと思ったら、ターンテーブルに「巨大なお寿司」が流れてきました。この日のネタは、エビ。私の大好物!いい旅になりそうです。

手湯に名物。早々に大分を大満喫

みなさん写真を撮っていました image by:編集部

大分空港からバスで別府駅前へ。別府駅までの所要時間は、約1時間。時刻表は事前にチェックしておくのがおすすめです。

出迎えてくれたのは、別府観光開発の先駆者・油屋熊八の像。「別府に来たぞ〜!」感に、テンションも上がります。

油屋熊八の銅像の横には、小さな温泉「手湯」がありました。こちらの手湯は、なんと別府の湯を24時間無料で体験できる源泉かけ流し。手があたたまるだけで、こんなに癒されるんですね。

購入した「とり天せんべい」美味しかったです image by:編集部

別府駅周辺には、大分の名物もたくさん販売されています。”お土産はスーツケースに入れるために初日に買う派”の私にとってはうれしい!


住宅街を抜けると、フジヨシ醤油が見えてきました image by:編集部

どのお土産もおすすめなのですが、私が特におすすめしたいのが、別府駅から徒歩10分ほどで到着する「フジヨシ醤油」。

大分空港でも販売されていました! image by:編集部

フジヨシ醤油はたくさんの名だたる著名人にもファンが多く、また雑誌やテレビでも多数紹介されたことのある人気のお店。なかでも、かつおで丁寧に仕込んだ出汁入り醤油「カトレア」が大人気で、「フジヨシと言えばカトレア」と来店する観光客も多いんだとか。

こぢんまりとした販売所内は雰囲気抜群。人気の商品がずらっと並び、サインも多数飾られていました。

使い切れるか不安な方は150mlのミニサイズもあります image by:編集部

そんなフジヨシ醤油の人気商品を伺い、購入しました!

3位は、丁寧に手剥きした大分県産カボスを100%使用した「カボス醤油」、2位はうどんやお鍋、卵焼きの味付けなど使い勝手のよい白だしタイプの「カトレアホワイト」、そしてダントツ人気なのが「カトレア醤油」だそうです。

そして、リピートやクチコミ評価などファンが多い隠れた名品が、人気のカトレア醤油をベースに柚子やカボスをギュッと絞ったノンオイルドレッシング「カトレアさんのしょうゆドレッシング」、別府の人気点と共同開発した「カトレアさんのからあげの素」とのこと。

さっそくからあげの素を使ってみたのですが、味がおいしいのはもちろん、ふっくらジューシーに仕上がって、ワンランクうえのおうちのからあげが出来上がりました!お店を訪れた際には、ぜひ購入してほしいです。

「真のラグジュアリー」で非日常体験を

到着した瞬間からうっとりするラグジュアリーな外観 image by:編集部

さて、本日の宿「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ(以下、インターコンチネンタル別府)」へ。別府駅からは1時間に1本走っているホテル専用の送迎車を予約でき、所要時間は約20分。

同ホテルは、別府の絶景が一望できるリゾートホテル。絶景が広がるインフィニティプールや、スパ、露天風呂や温泉施設、フィットネスセンター、クラブラウンジが楽しめます。

チェックインの際には、シンガポールの高級紅茶「TWG Tea」をいただきました image by:編集部

解放感あふれる吹き抜けのロビー。館内のデザインは、5つのエレメンツ(水・風・空・地・火)が組み込まれているそうです。

こちらは2階の廊下から撮った写真。「雲上」を間近で鑑賞することができます image by:編集部

壁面には、バンブーアーティスト中臣一(なかとみ はじめ)氏の作品「雲上」が飾られています。

ホテルには大分の伝統工芸である竹細工をはじめ、地元の山の別府石や、瓦、和紙などの素材が使われた作品がいたるところにちりばめられていました。どこを切り取っても洗練された空間で、歩いているだけでラグジュアリーな気分になります。

別府の夜景が一望できるエントランス image by:編集部

そして、この景色。昼間には、別府の街や別府湾、高崎山、その向こうの大分の街まで見ることができます。そうそう、求めていたのはこんな絶景。

絶景の家族風呂は要予約です image by:編集部

こちらは、温泉が楽しめる家族風呂。なんと、元旦には初日の出も楽しめるんだとか。

宿泊者はもちろん、日帰りの方も利用できるので、気になる方はお早めのご予約がおすすめです!

バスローブを羽織ってタオル地のソファへ。ラグジュアリーな気分になりますね image by:編集部

家族風呂では、インルームダイニングも頼めます。食事も飲み物も楽しめるなんて、豪華すぎる!

家族風呂の予約料金は、1時間1万円。6名まで利用できます。

宿泊者は無料で入れる大浴場でも、温泉と景色を大満喫!男湯・女湯は早朝5時に入れ替わるので、翌朝も早起きをして足を運ぶのがおすすめ。ひのき造り・石造り、スチームサウナ・ドライサウナとそれぞれの違いを楽しむことができますよ。

個室。カップルで一緒に施術を受けられるのもうれしいですね image by:編集部

ほかにも、現在は日本でここしかないというタイ発の高級ナチュラルスパブランド・HARNN(ハーン)の最上級ライン「HERITAGE SPA(ヘリテージ・スパ)」も魅力的。

ヘリテージ・スパは、2020年に世界のウェルネスリトリートトップ20に選ばれ、ワールドスパアワードの受賞やTravel+Leisure Luxury Awards Asia Pacific 2024でのホテルスパ部門において1位を獲得しているそうです。

HARNNのグッズも購入できます image by:編集部

HARNNのグッズがここまで揃っているのは、日本では珍しいそう!ぜひこの機会にお気に入りを見つけて、GETしたいもの。

どこまでも続きそうなインフィニティプール。水温は27度に保たれているので春先にも利用できます image by:編集部

どこを切り取っても美しいホテルですが、なかでも感動したのが、インフィニティプール

湯けむり立ち上る別府市街や別府湾の絶景を見渡しながら泳いだり、サンベッドで寛いだり…とても贅沢な時間を過ごせること間違いなし。

image by:インターコンチネンタル別府

昼ももちろん魅力的なのですが、夜のプールサイドはとてもドラマチックになるので、ぜひ足を運んでほしいです!

湯けむりも見えます。「別府八湯温泉まつり」の日は、扇山火まつり(野焼き)も見られるそう mage by:編集部

こちらは宿泊した「クラシックツイン シティビュー」のお部屋。なんと、お部屋からも絶景が楽しめるんです。

広々としたベッドで旅の疲れも吹き飛びます image by:編集部

部屋には、石や木、そして竹などの天然素材が随所に使われていて、スタイリッシュななかにもぬくもりを感じます。

バスソルトも3種類用意されていました image by:編集部

ほかにも、ラグジュアリーな大理石のバスルームやゆったりくつろげるソファー、そしてテラスが。まだ泊まってないけど、帰りたくないな…。


厳選した地元食材を目の前で作り上げる贅沢フルコース

19時ごろに人が増えてきました image by:編集部

4階のレストラン&バーフロアは、「エレメンツ」、「アトリエ」、「ザ・バー」という3つのエリアで構成されています。

今回の夕食は、厳選した地元食材と五感を刺激する美食体験を楽しめる「アトリエ」でいただきました。

別府湾イカ 杵築茶。イカゲソが香ばしくておいしい… image by:編集部
追加で注文したイセエビ。アメリケーヌソースでいただきました image by:編集部

今回いただいたのは、スタンダードな「おおいた和牛・百年の恵」コース。コース内容は以下の通り。

  • 食前のお愉しみ
  • 別府湾イカ 杵築茶
  • おおいた和牛 コンソメ 春玉ねぎ
  • 蒲江産イセエビ モリーユ茸 ※別途料金がかかります
  • 【百年の恵】おおいた和牛のステーキ(サーロインの炭火焼)
  • おおいたベリーツ シャンパンソルベ
  • コーヒーまたは紅茶

もしお酒を飲むという方であれば、ワインペアリングがおすすめです。

本日のメイン「おおいた和牛のステーキ」。目の前で仕上げていただきました image by:編集部
やわらかくて、お肉本来の味がしっかりしていて、油が甘い。まさに「美味しい」が追求された料理でした image by:編集部

コの字形のカウンターに座って、お料理が作られていくのを眺めながらいただく贅沢な時間でした。

2025年6月には、3階フロアに鮨店もオープンする予定だそう。これは絶対、また来ないと…!

帰りたくない。また絶対に来たくなるリゾートホテル

思わずひとつずつ取ってしまったパンのコーナー。トースターで温めることもできます image by:編集部

朝食は、「エレメンツ」でいただける朝食セミビュッフェ。オムレツやエッグベネディクト、ポーチドエッグなど全9種のなかからメインを選んで、あとは好きなものをビュッフェで取るというスタイル。

豊富な前菜や野菜、大分県の名物「とり天」、デニッシュ、チーズ、フルーツなど誘惑が続きます。筆者が特においしいと感動したのが、カレーとシナモンロール、栗のデニッシュでした。

デニッシュは、パンやケーキが並ぶ2階のブティック「パティスリーブーランジェリー」でも購入可能。11時30分くらいにすべての商品が出揃い、1時間ほどで完売してしまうそうなので、購入したい方は午前中が狙い目です。

早起きをして朝日が昇るのを見ながらいただくのもいいですね image by:編集部

「エレメンツ」のテラス席では、絶景を眺めながら料理も楽しめる席もあるので、あたたかい季節にはおすすめです。

まだまだいたい…と後ろ髪ひかれながらチェックアウトし、別府駅へ向かいます。

できたてのビールが楽しめるおしゃれなブルワリー

スタイリッシュでおしゃれな店内 image by:編集部

朝食ビュッフェでおなかいっぱい。でも大分県を満喫したい…と向かったのは、できたてのビールが楽しめる「別府ブルワリー」。常時10種類ほどのビールを提供しているそうで、ビール好きにはたまらないお店です。

別府駅徒歩1分のところにあるので、サクッと飲めるのもうれしいですね。

クラフトビール醸造所をこんなに近くで見る機会ってあまりないですよね image by:編集部

客席からは、別府唯一のクラフトビール醸造所を見ることができました。

湯あがり定番三種セット image by:編集部

たくさんあって選べないという方には、別府ブルワリーを代表する湯あがりクラフトビールの定番3種が楽しめる「湯あがり定番三種セット(Yuagari Pils、Yukemuri Haze、Kabosu Saison)」がおすすめ。

メニューには、それぞれのビールの「湯あがり」「ホッピー」「モルティー」「ビター」「サワー」「フルーティー」がレーダーチャートとして記載されています。お好みのビールが見つかること間違いなし!

ビールのほかにも、ホップ香るかぼすスカッシュや烏龍茶などのソフトドリンクもあったので、お酒が苦手なかたやお子さんとも楽しめます。

また、とり天や冠地鶏のタタキ、湯布院産豚のオリジナルソーセージ5種盛りなどビールに合うフードメニューも充実していました。どれもとても美味しそうだったので、ぜひおなかを空かせて行ってください…!

購入したビールは、かわいいボックスに入れてもらいました。お土産にもぴったり image by:編集部

店内では、ビールをはじめ、オリジナルのグラス、ステッカー、Tシャツなども販売されています。筆者はビールを3本購入しました。プラス120円でかわいいボックスに入れてもらえてハッピー!

大分県別府市で、古きよき時代と新しさの融合を感じて

『「真のラグジュアリー」は、日常を離れ過ごす環境と時間の中で取り戻す「自身」とのつながり。またそこから再発見する自分にとっての本当の「幸せ」や「豊かさ」の意味、そして生きる「力」を得られる場所』とインターコンチネンタル別府は語ります。

まさに、日々忙しなく働くなかで見失いかけていた自身との繋がりや、幸せを改めて実感することができるリゾートホテルでした。

別府の街は、古きよき時代を感じながらスタイリッシュな新しさも感じられる魅力あふれる場所。手湯や人々との交流、ホテル、美味しいビール…すべてに癒された「週末おとな旅」でした。

  • image by:編集部
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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