豆腐にまつわるエトセトラ。豆腐屋の多い県のご当地料理がかなり独特
福井県:ふわっふわの「油揚げ」
1位の福井県は油揚げの消費量日本一。どうでしょう…こんな大きな油揚げなかなかお目にかかれませんよね!
福井県では食パンくらい大きくて、ぶ厚い油揚げが有名。筆者も一度、福井土産でいただいたことがありますが、表面はカリカリ、中はふわっふわ! ビールにとても合いました。
山形県:日本日カタい「六浄豆腐」
六浄豆腐
山形県の乾燥させた豆腐です。
そのままでは硬くて歯が立たないのでナタやカンナ等で薄く削ってから、珍味や酒の肴としてそのまま食したり、お湯で戻して吸い物や煮物、和え物などの具として食されます。 pic.twitter.com/EpkAYuer3x— これたべたことある? (@umaimonsagaso) 2016, 2月 8
2位の山形県には六浄豆腐と呼ばれる豆腐があり、出羽三山に登る途中生き倒れた主権者が山形県に伝えたと言われています。この豆腐の特徴は、豆腐らしからぬ飴色とその硬さ。
「豆腐の角で頭ぶつけて死ぬ」なんて言葉があったりしますが、この豆腐なら本当に怪我しそう。ちなみにそのままでは固くて食べられないので、通常は削って食べるそうです。
島根県:うどんじゃダメなんですか「うどん豆腐」
3位の島根県大田市にはうどん豆腐と言われる伝統食があるそうです。豆腐を細く切ってうどんに見立てたものだそうです。レシピを発見したので作ってみることに。
材料は、豆腐、だし汁、おろし生姜、きざみのり、塩、薄口醤油、水とき片栗粉。材料費はほぼ豆腐のみです。豆腐を細く切って、だし汁で茹でて、塩と醤油で味を整えて完成。
おろし生姜ときざみのりで飾りつけです。簡単ですね! 今回は木綿豆腐を使い、白菜も加えてみました。きざみのりがなかったので、生姜のみです。
味は…おぉ、優しい。細く切った豆腐も意外とちぎれることなくちゅるんと麺のように吸えました。とろみのある汁が更に優しさを増長させています。生姜も相まって身体ポカポカ、美味しかったです。
豆腐のマメ知識、いかがだったでしょう。まだまだ寒い日が続きますし、温かいお豆腐料理でも食べて温まりませんか?
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