未来感ビンビン。東京の路線図を基板に描いたICカードケース
大阪・吹田市の株式会社電子技販が作ったのは、プリント基板の製造技術や設備で製造した“基盤でできたICカードケース”。メトロポリス東京にふさわしい、未来感あふれるデザインになりました。ほかにも映画『スター・ウォーズ™』の機体設計図を描いたICカードケースも発売されています。さて、その気になる全容やいかに……。
なんとクールなデザイン! 大人の近未来風グッズ
皆さんは「メトロポリス」という言葉をご存じですか。国や大きな地方の経済・文化の中心的な役割を果たし、国際的な連携のハブとして機能する大都市のことを指すもので、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして東京などが該当します。手塚治虫のマンガ『メガロポリス』の未来都市を思い出す人もいるかもしれません。
株式会社電子技販が販売している「FLASH 東京回路線図 ICカードケース」は、まさに未来都市を思わせるクールなデザイン。基盤CADでデザインし、本物の基盤に電子部品を実装し、表・中・裏の3種類の基盤をプレス接着したケースです。
交通系ICカードが1枚入るサイズで、基盤の配線パターンは東京の路線図になっています。路線図上の「TKY」は東京、「SJK」は新宿、「MJM」は明治神宮前、「OTM」は大手町といったふうに、3文字のアルファベットで駅名が表現されています。まるで暗号のようですね。
この路線図が網羅しているエリアは思いのほか広範囲。西は横浜駅、北は大宮駅、東は西船橋駅までフォローしています。
東京駅には2ミリの赤色LED、主要駅7駅には2ミリの抵抗器、乗降客が多い22駅には1.6ミリの抵抗器といったように、乗換駅には電子部品が実装されています。
そしてこのカードケース、電池なしでLEDが光るギミックが付いており、改札のタッチやICカードでの決済時に、東京駅の赤色LEDがピカッと光るんです。
毎日の通勤通学が楽しくなること間違いなし。