噂のロシア美女メイドカフェに行ってきた
日本発祥の「メイドカフェ」ですが、いまでは日本人限定に文化にはとどまらず、グローバル化しているようです。なんと、都内にロシア人がおもてなしをしてくれる「ロシア人メイドカフェ」なるものが登場したとか。メイドカフェ自体も未体験で緊張気味のジモココライターが現地取材してきました。未知のメイドカフェへいざ!
未知数のロシア人メイドカフェへ潜入。キュートな3人娘がお出迎え!
ある日のこと「ロシア人メイドカフェに行ってみない?」。そんな軽いノリで潜入調査のお話をいただきました。イヤイヤイヤ、“普通”のメイドカフェにも行ったことがないのに、いきなり“ロシア人”って、ハードルが高過ぎやしませんか?と、思いつも、ちょっと興味があったので、東京都新宿区早稲田町にあるというロシア人メイドカフェ『Ita Cafe』に潜入調査に行って参りました。
潜入する先がロシア人のカフェという事で、事前にロシア語の勉強をする事30分、準備万端です!ちなみに、覚えた言葉は、「ダー(はい)」、「ニィエート(いいえ)」、「スパスィーバ(ありがとう)」の3語です。基本、意思表示させできれば、あとは身振り手振りでなんとかなるだろうという作戦です。結果から言うと、使う機会はなかったのですが。
前置きが長くなりましたが、いよいよカフェに潜入です。ちなみに、『Ita Cafe』の最寄駅は、東京メトロ東西線の早稲田駅です。地下鉄の出口は複数あるのですが、1番出口からのアクセスが最も近いようです。1番出口を出て、道路側を向いて右側に向かって30秒から1分程度進んだ先の右手側にありました。
煌々と光を放つ目的地、『Ita Cafe』!
外観は、思っていたよりも“普通”ですね。中の様子が見えなければ、普通のカフェのようにも思えます。しかし、下調べにより中の様子を知っている私は、店の前を一旦通り過ぎ、反対側から振り返り様子を伺った後、呼吸を整え、勇気を出して潜入を試みました。メイドカフェ初体験しかもロシア人、さらにお一人様というシチュエーションでは、そうした心の準備が必要になる方、多いのではないでしょうか?
そんなドキドキの中、いざ入店してみると、「ズドラーストブィチェ(いらっしゃいませ)」というロシア語!ではなく、普通に「いらっしゃいませ!」と日本語が聞こえてきます。そう、すでにお察しのように、普通に日本語が通用します。ロシア語の予習は不要だったのです。皆さん、お気軽に入店して大丈夫ですよ。
カフェを切り盛りしているメイド姿の女性は、店長のナスチャんさん、アリョせんぱいさん、うさぎさんです。さすがロシア美女たちは、メイド服姿が良く似合う!ちなみに、このメイド服は、コスプレイヤーでもあるナスチャんさんがデザインしたそうです。
こちらはコスプレ衣装に身を包んだナスチャんさん。
料理にコスプレ、衣装のデザイン、美しさや可愛さばかりに目が行きがちですが、実に多才な方だと思います。この日はいらっしゃらなかったのですが、メイドさんには、3人の他、サーシャさんという方がいらっしゃるそうです。
店内は、ロシアンテイストを貴重としつつ、アニメやファンタジーの世界感を取り入れているといった感じになっています。暖炉を模した意匠や、洞窟内をイメージさせるような意匠を施した壁面の他、振り子時計なども配置されていました。この日は、クリスマスが近い事もあり、店内に大きなツリーが飾られていました。赤いカーテンで仕切られた奥のスペースは、撮影スタジオとなっており、コスプレ撮影も行うことができるようになっています。不使用時には、小物が無造作に置かれていたりします。
カフェの料理ですが、色々ありましたが、今回注文したのは、紅茶(350円)と、ボルシチ(850円)、マヨチーズのハム巻きガーリック風味(400円)の3品です。本当は、ピロジキ(ピロシキではないらしい)を食べてみたかったのですが、この日はすでに売り切れてしまっていました。残念!
紅茶は、ティーカップで出てくることを予想していたのですが、マグカップ(大き目)だったので、量の多さにちょっと驚きました。マグカップはブルーが映える素敵な柄です。
ボルシチはサワークリームで味付けしてもらいました。ビーツという鉄分やビタミンを多く含む野菜が使われているため、鮮やかな赤色をしていました。見た目からは、結構濃い味のように思えますが、意外と薄味でヘルシーな感じでした。良く煮込まれており、とても柔らかいです。そして、マヨチーズのハム巻きガーリック風味!注文時に「ガーリックダイジョーブデスカ?」と聞かれた通り、かなりガーリックが強めです。お酒のおつまみとして最適です。
このため『Ita Cafe』では、カフェではありますが、ロシアのビールやお酒(ウォッカなど)も、各種揃えられています。ウォッカはショットグラスで飲むのでしょうけれど、ビール用には、面白いたる型のジョッキも置いてあります。大と小がありますが、大は本当に大きく、いわゆるピッチャーサイズです。
この日、お店は忙しく、19時前後の段階で、15のテーブル(30席)は、ほぼ満席状態が続いており、メイド姿の3人も、忙しそうに動き回っていました。このため、隣の席に座っていたグループが、メイド姿の女の子と一緒に写真を撮るサービスを受けようとしていたのですが、なかなかタイミングが難しいようでした。ちなみにこの方々、先月ロシアへ旅行に行った際、下調べをする中でこのカフェを知ったそうです。来店されたメンバーの一人がこの日誕生日だったため、記念に来られたそうです。ロシア帰りということだけあって、小物としてフサフサの帽子(シャプカ)を持参して、女の子と写真を撮っていました。
ロシア料理や美しい女の子を満喫した後は、お勉強の時間です。お勉強?と思われた方、ここがどこだかお忘れじゃないですか?そう、“ロシア人”メイドカフェですよ。ということは、当然、ロシア語での会話も可能なのです。そのために、お店には、女の子達が作ったロシア語のレッスンDVDだって売っています。
店長のナスチャんさんは、日本語検定も受けており、先生としての体制も万全です。こんな美しい娘たちに教えてもらったら、語学が苦手な私でも、ロシア語の覚えが良いような気がします。実際、ロシア語の辞書や教材を持ち込んで勉強しながら会話をしている方もいらっしゃいました。カフェとはいえ、その利用方法、楽しみ方は、色々あるようです。
さあ、どうですか?ロシア美女に珍しい料理やお酒、コスプレワールドも楽しめて、ロシア語の勉強もできてしまう『Ita Cafe』に興味が湧いてきませんか?
かっこいいでしょ?(^_-) pic.twitter.com/IsLQjCUKbj
— ナスチャん (@nastyan_cos) 2016年11月16日
MARRY’Sとゆうロールケーキ。美味しいよ(^○^) #すみだまち処 #両国ロール #スカイツリー pic.twitter.com/UErZP9FyKs
— ナスチャん (@nastyan_cos) 2016年12月20日
今日は撮影会しましたら紅葉を見つけました(#^.^#) pic.twitter.com/NDJCubyfU3
— ナスチャん (@nastyan_cos) 2016年11月27日
メイドカフェ、しかもロシア人って、ちょっと勇気が要るなぁとお考えのあなた、大丈夫ですよ。私もそんな感じだったので、上に書いたように、入口の前でウロウロしてから入りましたので。ぜひ、新たな一歩を踏み出してみてください。
ItaCafe
住所:東京都新宿区早稲田町67 早稲田クローバービル1F
営業時間:平日 15:00~20:00 /土祝 10:00~20:00(*ラストオーダー19:00)
定休日:月曜、日曜
料金:席料 200円 / 30分毎
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- 取材協力・Ita Cafe
- image by:梅原慎治
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。