【無人島通信】ただ海に飛び込むだけという贅沢。長崎・田島は夏の楽園

今年の夏もたくさんの方々が無人島「田島」にやって来てくれました。テレビや雑誌で「田島」を知った方、フェイスブックやホームページで「田島」を見つけてくれた方。長崎県内や遠くは関東から来ていただき、ありがとうございました。お陰様で大きな事故もなく夏が終わりました。

大人も子供も思いっきり遊ぼう!!

夏の無人島「田島」に来るほとんどのお客様が海水浴を楽しまれます。大村湾に浮かぶ「田島」の海は外洋と比べると波は穏やかで、風がない日は湖かと間違うくらいの静けさです。

だからと言って油断は禁物、穏やかとは言え海は海。危険がゼロという訳ではありません。田島の海で泳ぐときは子どもには必ずライフジャケットの着用をお願いしています。

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最近は一緒に泳ぐお父さん、お母さんにも着用を勧めています。ライフジャケットの安全性を体で感じてほしいのが主な理由ですが、海に浮かぶ楽しさを知って欲しいのです。

ほとんどの方がライフジャケットを着用して海に浮かぶのが初体験のようで、体を大の字にして海に浮かぶと笑顔がこぼれてきます。「おぉ、浮いてるー!」「これならいつまでも浮いていられるなー」とみなさん驚かれます。

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さあ、次は浮島まで泳いで行って飛び込みです! 田島には海岸や岩場から飛び込むところがないため、海に浮島を浮かべています。

夏の初めまではこの浮島の上にシーハウスが建っていたのですが、7月の台風に破壊されてしまいました。修復不可能と判断し、壊れたシーハウスを撤去し純粋な浮島に再生しました。純粋な浮島にしたことで面積が広くなり、大人数で走って飛び込むことが可能になりました。

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小さな子どもは恐る恐る飛び込みます。飛び込みというよりは落下です。小学高学年の子どもは頭から飛び込んだり、前転しながら飛び込んだりとダイナミックです。

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子どもにつられてお母さん達も海へジャンプ! 気持ちは前転しながらジャンプ! なのですが、体が言うことを聞いてくれないようです。何度やっても足からの着水。それでも何度も何度も飛び込んでいました。


ある女の子は60回以上飛び込んでいました。お母さんたちも20回は飛び込んだのではないでしょうか。「こんなにはしゃいだのは久しぶりです!」と仰ってました。大人が本気で遊ぶ姿は見ていて気持ちのいいものです。

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最近はプールでの飛び込みは禁止されているらしく、思い切って飛び込める場所がないようです。ただ海に飛び込むというシンプルな遊びですが、とても贅沢な遊びなのかもしれませんね。

  • image by:『大村湾~無人島~滞在記「田島」』
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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