初出店の地方ブランドが腕試し。浅草の新名所「まるごとにっぽん」
日本の観光客も、外国人観光客も、そして、ちゃきちゃきの江戸っ子文化もごった返す場所といえば…そう浅草です。世界の文化のるつぼのようなこの地に、「にっぽん」全国の地域が「まるごと」やってくるんだとか! 12月17日にオープンが予定されているのは、そんな日本全国の地域の魅力をぎゅっと詰めこんだ商業施設、その名も「 まるごとにっぽん 」。
「地方紹介のポータルサイト」がコンセプトのまるごとにっぽんは、全4フロア。飲食や物販、その他イベントスペースやふるさと納税コンシェルジュなど、全50店舗が全国から集います。地域の魅力を「見て」、特産品を「食べて」、イベントスペースで「体験して」、気に入った魅力を「持ち帰って」もらうための、あらゆる仕掛けが詰まった施設になるそうです!
東京初進出のブランドが大集結
まるごとにっぽんがこれまでの商業施設と異なるのは、すでにブランドが確立された著名な商品を扱うのではなく、東京初出店となる地方自治体と地方事業者が多く集まるということ。
東京初出店どころか、お店を出すのも初めてなのが、萩原株式会社のブランド・はぎもの舎です。「お部屋の中のここちよさ」をテーマに、はきものを中心にものづくりを行い、い草や炭など様々な素材を使った商品が並びます。 い草製品メーカーならではの技術力と素材の良さが光ります。
株式会社やまきのブランド・ROKUでは、「理 のある品々を」をテーマに、単なる伝統を超えた、現代生活に通じる日本全国のものづくりを発信します。合理的で使いやすさを重視したら、1つ1つの品々に使う心地よさが生まれる…そういう理のある品々に出会えるのも東京ではここだけ。
まるで生キャラメルのような食感が特徴の干し芋・黄金甘藷などのスイーツは有限会社ムカエあぐりらんどから。これまで一部マーケットや通販などで販売されていましたが、あっという間に売り切れる人気商品です。今回は初めて店舗販売され、岩手県の農家が生産から加工まで行うこだわりスイーツが浅草にやってきます。
ここには東京ですら出会うことができなかった、まだ見ぬ地方の隠れた逸品に出会えるワクワクが待っています。地域の伝統工芸や文化を活かしたものづくりに出会えますよ。