一生に一度は行きたい、風情楽しむ日本の人気「お祭り」ランキング
夏祭りから秋祭り、はたまた冬祭りなど、日本では全国津々浦々、さまざまな時期にお祭りが開催されています。その数は10万とも30万ともいわれているそう。
こんなに多数のお祭りがあるなかでは、いったいどこがより人気で、見物客を魅了しているのでしょうか。
そこで、ランキングサイト「ランキングー!」では、「一度は行ってみたい!と思うお祭」を10~60代の3,303名に対してリサーチし、ランキング化しました。
今回はこのランキングのなかから、TOP10の人気お祭りをご紹介します。
第10位 時代祭/京都府
第10位には、京都府の「時代祭」がランクインしました。時代祭は、京都市の平安神宮の祭りです。毎年10月15日の参役宣状祭(行列の役柄任命)から、23日の後日祭までの期間行われます。
最初は明治維新、ついで江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代を遡り、それぞれの時代を再現した衣装や道具を身につけた行列が長さ2km、約3時間にわたって続きます。
第9位 精霊流し/長崎県
第9位にランクインした「精霊流し」は、長崎県の各地や近隣のエリアで行われるお祭りです。
初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、「流し場」と呼ばれる終着点まで運びます。
静かで荘厳なイメージがありますが、実は大量の爆竹が打ち鳴らされる、すごい音と光の祭典なのです。
- ・詳細記事
- >>>爆竹の音がすごい。長崎の「精霊流し」が想像を超えてる華々しさ(掲載日2018/08/15)
第8位 よさこい祭り/高知県
第8位には高知県の「よさこい祭り」がランクインしました。毎年8月9日の前夜祭、8月10日と8月11日の本番、8月12日の全国大会と後夜祭の4日間にわたって開催されます。
四国三大祭りの一つで、市内9カ所の競演場・7カ所の演舞場で趣向を凝らした200チーム、約2万人がよさこい踊りを繰り広げます。
ちなみに「よさこい」とは、夜さり来い(夜にいらっしゃい)という古語が変化した言葉です。高知県の民謡であるよさこい節、同県のよさこい祭りの略としてもつかわれています。
第7位 岸和田だんじり祭り/大阪府
第7位の「岸和田だんじり祭り」は、大阪府岸和田市で行われる祭で、関西各地で行なわれるだんじり祭のひとつです。
だんじりとは総欅造りの地車のことで、前方に100mほどの2本の綱をつけ、500人程度で地元の町を疾走します。かなりの熱気と迫力で、ケガ人が出ることもありますが、昔から地元住民に愛され続けるお祭りです。