海外ではすでに人気。いますぐできる新・旅行スタイル「ステイケーション」
2019年、史上最長といわれたゴールデンウィーク10連休でもお休みを取れなかった方のなかには、少しでも旅行気分を味わいたかったと感じた方もいるのではないでしょうか。
実は最近、予算や時間が見合わないときに、遠出をするのではなく自宅近郊の宿泊施設に滞在(ステイ)して、旅行気分を手軽に楽しむバケーション「ステイケーション」が流行の兆しをみせています。
旅行気分を味わいながらも、渡航費や観光、移動費などもほぼかからず、長期の休みを取る必要も無い、忙しい人にも最適なステイケーション。
今回、エクスペディア・ジャパンが、「10年以内に1泊2日以上の旅行をしたことがある20代~50代の男女」を対象に「ステイケーションに関する意識調査」を実施しました。
遠出しなくとも、きょうから、いますぐにでも楽しめる新しい旅のスタイルに迫ります。
ステイケーションをしたい理由1位は「手軽に非日常を味わいたい」
今回の大型ゴールデンウィークに限らず、さまざまな理由で「旅行を断念したことがある」と答えた人は、およそ65%に。
その理由の1位は「お金に余裕がないから」、続いて「休みがとれないから」「同行者との予定が合わないから」という結果が並びました。
断念せざるを得ない事情がいろいろとあるなかでも、ステイケーションはより手軽に実現可能なため、今回のような悩みを持つ人にぴったりな旅行スタイルといえそうです。
今回の調査で判明したステイケーションの知名度は10%未満で、意味を説明したうえで実際に行ったことがある人は16%という結果に。
海外では広く知られているステイケーションですが、日本ではまだ浸透していない様子が伺えます。
「どんなときにステイケーションをしたい?」という質問では、「手軽に非日常を味わいたい」という理由が1位になりました。
非日常を味わうことこそがまさに旅行の醍醐味といえますが、ステイケーションは「休暇の旅行予約に乗り遅れてしまった」「急に休みが取れそう」「旅費を節約したい」という方々にもおすすめの方法。
仕事の帰りに、そのまま旅立つこともできそうな方法ですよね。
「一緒にステイケーションをしたい相手は?」という質問では、1位は「配偶者」の42%という結果に。続いて、「1人」の28%という結果となりました。
気軽に旅立てるステイケーションだからこそ、スケジュールを合わせやすい配偶者や、すぐに旅立てる1人という方法がぴったりなのかもしれません。
「ステイケーションをした(したい)期間は?」という質問では、「2~3泊」が47%で最も多い結果になりました。
2位は「1泊」の44%、「3泊以下」が9割以上と並んでいます。2~3泊は、忙しい仕事の人も調整しやすい期間といえ、ステイケーションとしてまさに取りやすい泊数だと想像できます。
ほんの少しでも、日常とまったく違う場所へ足を運ぶと心の底からリフレッシュできるもの。ステイケーションは多忙な人にもぴったりで、日本でもこれからますます広がりそうな手法といえそうです。
- 思い立った時に1人で気軽に、そしてパートナーと一緒に、ステイケーションに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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