水着でも裸でも。丸一日遊べる温泉アミューズメント「箱根小涌園ユネッサン」
日本人の温泉好きとテーマパーク好きが融合した施設である、温泉テーマパーク。全国にはさまざまな温泉テーマパークがありますが、関東圏を代表する存在といえば、神奈川県の「箱根小涌園ユネッサン」です。
ちなみに、公式HPによると同施設はテーマパークではなく、温泉アミューズメントパークと記載されているので、以下、温泉アミューズメントパークとしたいと思います。
温泉好きとしては、ユネッサンと聞くと「コーヒー風呂」を思い浮かべますが、そのコーヒー風呂をはじめとした変わり風呂が、いま外国人観光客に大人気。
温泉の概念を覆す!として、SNSをにぎわす熱い存在となっているようです。
そんなユネッサンをいまだ未体験という人のために、気になる「箱根小涌園ユネッサン」の全貌をお届けしましょう。
気分はエーゲ海?コーヒー風呂にワイン風呂、全天候OKのユネッサン屋内エリア
「箱根小涌園ユネッサン」は、基本的に水着着用の屋内エリアと屋外エリア、そして「森の湯」と呼ばれる普通の温泉エリアにわかれます。
まずは、水着着用で遊べるユネッサン屋内エリアについて見ていきましょう。
ロッカーで水着に着替え、洗い場を抜けるとたどり着くのが、天井に描かれた青空と真っ白なプールが眩しい地中海エリア。
室内とは思えない解放感あふれる空間に「神々のエーゲ海」とネーミングされた大きな温水プールが広がります。
入り口には記念撮影用のレイ(地中海なのになぜかレイ!?もご愛嬌)を手に持つスタッフさんがいたりして、気分はかなりリゾート仕様。
この「神々のエーゲ海」では、30分に一度噴水やシャボン玉がとびだす「光と音と水の演出」が繰り広げられ、アミューズメントパーク感にあふれています。
エーゲ海を抜け奥へと進むと、ウワサの「本格コーヒー風呂」や「ワイン風呂」が点在するエリアです。
1日何回か行われる本物のドリップコーヒーやワインを温水プールに投入するパフォーマンスは「箱根小涌園ユネッサン」の風物詩。
週末には浴槽がパフォーマスを待つ人々でいっぱいになることもあるんだとか。
ほかにも「酒風呂」や「緑茶風呂」、古い角質をついばんでくれるドクターフィッシュがいる「ドクターフィッシュの足湯」、そしてフィンランドバス(ドライサウナ)やアロマの香り漂う「アロマルーム」など変わり風呂がたくさんそろっています。
その全部に入るだけでもかなり大忙しですが、こまめに自撮りを楽しむカップルの姿が目立ちました。確かに見た目にも楽しい変わり種温泉は、デートにもぴったりかもしれませんね。
まさに温泉アミューズメントパーク。大人も大興奮の屋外エリアへ