儚き美しさ。世界遺産と色あざやかな桜の絶景、兵庫県「姫路城」
神戸市などとならび、兵庫県を代表する都市・姫路市。そんな姫路市の魅力あふれる観光地といえば、江戸時代の光景をいまに伝える「姫路城」です。
日本に数あるお城のなかでもトップクラスの規模と美しさが現存する姫路城は、古くから桜が多く咲く山に位置し「日本さくらの名所100選」にも選出されるほど。
そこで今回は、一生に一度は見たい姫路城の桜や見どころについて、2020年のイベント時期やアクセス情報などとご一緒に、魅力をご紹介します。
世界遺産、国宝、重要文化財、特別史跡に選出された見事な名城
世界中に点在するユネスコの世界文化遺産に日本初登録された姫路城。日本でも国宝であり、重要文化財、国の特別史跡に指定され、「日本100名城」にも選出されているなど、まさに由緒正しき日本のお城です。
戦国時代に建設され、安土桃山時代、江戸時代、明治、大正、昭和、平成までその姿を維持。
天守閣が残った「現存12天守」のひとつで、お堀や石垣もしっかりと残されており、城内は東京ドーム約5個分にもなる巨大さを誇ります。
真っ白の荘厳な美しさに見惚れてしまう光景が広がりますが、この姿が「まるで白鷺のようだ」と評判を呼び、「白鷺城(しらさぎじょう・はくろじょう)」という別名をもつほど。晴れた日の青空にクッキリと映える天守閣は、まさに絶景です。
兵庫県・姫路城の見どころは?
姫路城観桜会:2020年4月初旬の週末(予定)
姫路城の春を彩る桜は、その数およそ1,000本ものソメイヨシノ。美しい白壁と淡い桜色の組み合わせは、いつまでも眺めていたくなる美しさです。
三の丸広場にはズラリと桜並木が並び、西の丸庭園にはしだれ桜が咲き誇ります。
さらに日本庭園「好古園」では、池に映る桜も見逃せません。場内の場所によってさまざまな顔を見せる桜を眺めて回るだけでも、格別な時間を過ごせそうですね。
例年、4月初旬の週末には「姫路城観桜会」が開催され、特設ステージでのイベントや「姫路おでん」の販売されるブースなど、桜とともにさまざまな内容が楽しめます。
ただし、2020年度の情報はまだ発表されていないため、事前に公式サイトを確認するようにしてください。また確定したらこちらでもお知らせしますね。
- 姫路城観桜会
- 姫路城 三の丸広場
- 079-240-6023(姫路城イベント実行委員会事務局)
- 予定:18:00~21:00(入城は20:30)
- 予定:2020年4月初旬の週末
- 姫路城イベント実行委員会 公式サイト
- 開花時期は毎年異なります。詳細は公式サイトよりご確認ください。