恋の数だけ世界にあふれている「別れ」。決意を固めるまでにも、多くのドラマが生まれるもの。

特に「結婚」の2文字が過ぎる時期のふたりにとっては、相当な決断力を要するものだったりします。では、関係を清算する決定的な理由は、一体どんなことだったのでしょうか。

この度、アニヴェルセル総研が全国の20代～30代の未婚・既婚男女824名を対象に「『この人と結婚できない！』と思った【別れの決定打】」について調査を行いました。経験者たちの「別れる理由」について、リアルな声をチェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

性格、金銭問題、嘘をおさえて1位を獲得したのは？

1位は38.2％で「価値観の違い」がランクインしました。およそ4割となった「別れの決定打」ともいえるポイントです。恋人同士ならば譲れたことも、結婚してふたりで暮らしていくことを考えると、価値観は難しくなる部分かもしれません。

ある意味、別れの理由すべてが「価値観の違い」ともいえます。それまで生きてきた背景が違うふたりだからこそ、すり合わせていくのは困難がつきまとうもの。

愛によって成就することもありますが、「これだけは変えられない」という事象が登場してしまったら、縁がなかったと考えたほうが幸せになれるのかもしれません。

2位は34.6％で「性格の違い」が獲得。恋の始まりにはハイテンションで見逃せたことも、時間と共にだんだんと見えてくるもの。どこかで無理をしている自分に気付いてしまったら、結婚はとても無理という考えに至るのも仕方ないといえそうです。

お互いの違いが魅力に感じて付き合い始めても、長く生活をする上ではピッタリと合うふたりのほうがストレスも少なく過ごすことができます。

「せっかちな人とゆったりな人」「外出派とインドア派」など、違いを楽しめる時期のうちにお互いを観察してみるのが得策です。

3位は25.1％で「別れてしまった経験はない」がランクイン。なんと「経験なし」というかたも多数ということがわかりました。

とはいえ、数字で考えると75%のほうは「別れ」を経験したということ。別れの経験なく結婚へ至るかたは、やはり貴重な少数派なのかもしれません。

4位は16.6％で「お金に対する価値観」が獲得。結婚生活を送る上で、とても重要な位置付けとなる金銭問題。

ちょっとした相違なら許容範囲内でも、ギャンブルや借金など人生が破綻しかねないことはしっかりとチェックする必要があるといえます。

特に、結婚をするにあたり「お金を貸してほしい」という相手は要注意。詐欺の可能性もあり、幸せな日々から急転直下の地獄が始まるかもしれません。相手が過去に借金をしたことがあるかなども、さりげなく聞き出しておくと安心できそうです。

5位は12.3％で「嘘をつかれた」がランクイン。結婚生活の崩壊に繋がりやすい浮気や不倫を隠すための「嘘」をはじめ、相手のためを思っての嘘であっても、どんな形で露呈するかわからないものです。

お互いに入り込みすぎず、プライバシーを守りたいというカップルも多いとはいえ、悪いことは意外な方法で明るみに出るのが世の常です。発覚してしまった以上、相手を信頼できない日々を送るのは非常に難しいのではないでしょうか。

6位は9.5％で「束縛がひどかった」が獲得。ちょっとした嫉妬などは「愛されている」と感じられるでき事にも繋がりますが、行き過ぎた束縛は生活に支障が出るもの。

愛ゆえに束縛しているのではないと感じたら、お相手の精神状態をチェックしたほうが良いかもしれません。

7位は8.9％で「ルックスが好みではなかった」がランクイン。「中身が重要」と言い切るかたも多いものの、最高に好みのルックスのかたと生活する喜びは計り知れません。

結婚生活においてちょっとムカッときたことも、好きなルックスなら許せてしまうかも。

8位は8.4％で「浮気」が獲得。大きな別れの決定打になりそうなものの、意外にも下位で落ち着く結果に。浮気にも種類があり、火遊び程度なら許せるという器の大きなかたも多いのかもしれません。

9位は8.3％で「将来の家族像の違い」がランクイン。子どもの数や育て方、家は購入か賃貸かなど、思い描いていた家族像にこだわりがあるかたほど譲れなくなってしまうポイントです。

将来は柔軟に変化させていきたいとはいえ、ずっと夢見ていた光景を諦められないというかたも多いと推測されます。

10位は6.3％で「仕事の都合」が獲得。どうしても取れない休みや遠方への転勤、女性ならば昇進か出産かなど、ワークライフバランスを考えた上でふたりの気持ちがすれ違うことも。

特に、いままで努力して築き上げてきた仕事であれば、なおさら捨てられないかもしれません。

11位以下は「からだの相性」（4.9%）、11位（同率）「パートナーの家柄」（4.9%）、13位「その他」（4.5%）、14位「借金があった」（3.3%）、15位「宗教の違い」（2.8%）、16位「料理ができない／しない」（2.5%）、17位「家事ができない／しない」（1.9%）が続いています。

愛し合っていればいるほど難しくなる「別れ」。どんなに「自分は大丈夫」と思っていても、恋愛は人を狂わせてしまいます。

人生のビジョンをしっかり持ち、ときには相手に依存せずに別れることも必要。自分を大切にすることで、幸せな結婚生活を迎えられるのではないでしょうか。

• source:PR TIMES
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