【絶景】この景色が続いてほしい。水中写真家が感じた変わらない海の美しさ
暖かい日が続き、本格的な春の訪れを感じる今日このごろ。お出かけ日和が続きますが、まだまだ新型コロナウイルスの影響で気の抜けない毎日が続いています。
そんな日々が続くからこそ、写真で楽しめる海中の絶景に心癒されてみませんか。今回は、水中写真家である鍵井靖章さんが切り取った、国内・海外の海の生き物たちの「絶景写真」をお届けしていきます。
変わらず美しい世界がここにはある
海の中にいるってやっぱり特別なのかな?いつも何気ない景色を写真として、絵にしようと撮影する。撮影しているときは「やっぱり俺は天才だな~」と思っているけどあとで見たら、それほどでもないことが多い…。
海の中にいるということは特別なことなんです…。だから、どんな景色も絵に見えるのです…。
いま、季節を始め、草木や私たちの気持ちも一斉に春に向かっている感じがする。それがとても好き。
3月11日に言葉で気持ちを伝えようとしたけど、次の日に女川の海に潜ることになっていたので、いま、伝えたい気持ちを写真にしようと思った。
以前、あるカメラ雑誌で辺境の地を撮影する写真家が「いまは、どこの国に行ってもみんなマスクをしているので以前のような、人の表情などの写真が撮れない」と対談していた。
確かに、そう思うとコロナ以前と変わらぬ世界が続いているのは海中世界かもしれない…。お魚はマスクしないし…。
以前展示を見たあとに大切な友と2人でミッドタウンの隣の満開の桜の下を歩いた。
その前日の小さな嵐のせいで、風が舞うと花びらが舞う美しい光景だった。ただ一往復しただけだけどなんだか幸せな時間。
- image by:鍵井靖章
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。