懐かしさがこみあげる。地元で愛される「ご当地パン」
北海道「ビタミンカステーラ」
大正10年に登場した北海道・旭川にある高橋製菓の「ビタミンカステーラ」。 戦争終了後、栄養失調になる子供が多かった時代、栄養価値の高い物として作られたのが発祥のきっかけ。 創業者は長崎でカステラ作りの修行などを経て、旭川にたどり着き、このパンが生まれました。
卵や砂糖などをたっぷりと使用したカステラとは違い、日持ちがするように、卵も砂糖も減らした分、小麦粉の量を増やし、さらにビタミンB1とB2をいれたものが、この「ビタミンカステーラ」。 現在は1日に2万本を生産されているそうです。1本86円(税込)とその安さも愛され続ける理由なのかもしれません。
ビタミンカステーラは北海道民なら一度は見たことある!食べたこともある⁈くらい有名なフワフワシンプルながら優しい甘さとお味のカステラ(^ ^)
高橋製菓のカステラパンで1921年(大正10年)発売のロングセラー商品なのですぅ!
スーパーは勿論!コンビニにも売られておりますぅ— 鹿野 奈々花 (@Nanaka_Kano) 2016年5月19日
この他にも、北海道では「ちくわパン」が有名です。
#北海道公式中の人の会 の会合?に行った帰り…大好きなどんぐりに寄ってきました♪その名も「どんぐり」。ちくわパンを発明したパン屋さん。ふわふわのパン生地に、ツナマヨが入ったちくわが入っています。
これぞ元祖!#パン pic.twitter.com/mMQN4C67z6— アートホテル旭川 (@art_asahikawa) 2017年3月23日
青森県「イギリストースト」
県民からは「くどぱん」という愛称で呼ばれている、工藤パンの代表格のひとつ「イギリストースト」。 食パンにマーガリンとグラニュー糖がサンドされた甘い菓子パンです。 青森県民のソウルフードです。ただカロリーは487kalと、高カロリーなので、毎日は食べれなさそう…。
@fukaya91 これがイギリストーストです。青森ではどこのスーパーにもおいてあり県民のソウルフードです。 (画像はさとうがザラメになったスペシャルバージョン) pic.twitter.com/w9JIxA9lmW
— Jam (@3suzi) 2017年3月27日
秋田県「学生調理」
「学生調理」という目を引く名前の秋田のご当地パン。コッペパンの中には、魚肉ソーセージフライ、コールスローサラダ、ナポリタンスパゲティがサンド。なかなかボリューミーなようですが、カロリーは371kal程度。また、同じ調理パンシリーズで、以前に発売された「中年調理」も話題となりました。
たけや製パンって「中年調理」ってパンも出してたんだ!たけやすげ~! pic.twitter.com/GsdEpdeXUf
— ダイカイオー (@daikaioh) 2017年3月27日
秋田県からよその地域に引っ越して、ご当地パンの存在に気づく人も。
秋田から(宮城経由)北海道に越してきたわけだけど、「ご当地パン」って絶対にあるよね。
地元だと「学生調理」、「シューパン」、「アベックトースト」等々……、懐かしいなぁ(´∀`)— だいすけ (@daisukesuzuki37) 2017年2月5日
山形県「ベタチョコ」
山形県民に愛されるご当地パンといえば、「ベタチョコ」ではないでしょうか。
東京オリンピックの年昭和39年に発売されてから、地元の人に愛され続けているパンです。開いたコッペパンにバタクリームをサンドし、さらにその上からチョコレートでコーティング。1つ130円(税込)の懐かしのソウルフードです。さくらんぼ、抹茶、きなこ、ブルーハワイなど、種類も豊富なところもいいですよね。
次はみそパンや牛乳パンなど、一度食べてみたいユニークなパンを紹介!