完全にジブリ。『となりのトトロ』の作画監督が手がけた九州限定CM
株式会社フランソア(福岡本社)が、2007年より展開する欧風パンシリーズ「スローブレッド(SLOW BREAD)」の九州限定のCMが話題です。パン職人になる夢を抱いた、フランスを舞台にした少女カシスの物語ですが、これを手掛けたのは『となりのトトロ』の作画監督です。
『となりのトトロ』の作画監督が描いた、九州限定のCMが全国で話題!
「スローブレッドシリーズ」の九州限定のCMを手がけるのは、佐藤好春氏。佐藤氏は、ジブリ作品「となりのトトロ」の作画監督も務めた日本を代表する代表的なアニメータ一です。
佐藤氏は「スローブレッド」誕生以来ずっとCMを手がけてきましたが、今年10周年を記念して、Web限定動画「カシスとアルルの物語」と CM 「スローブレッド「新しい物語」篇」を公開しました。
「カシスとアルルの物語」は10年分のCMをつなげた、まさに集大成とも言える作品です。
舞台はフランス南部の田舎町。母のパン屋を手伝い天然酵母によるこだわりパン職人を目指し修行に出る主人公の女の子カシスと、金髪の青年アルルを中心に描かれてきた「スローブレッド」の物語です。
美しい小さな町のパン屋さんから始まります。主人公は、カシス。パン屋さんを営むお母さんを手伝う少女。
プロバンス地方の美しい街並みの中で、いきいきと働くカシスの姿が描かれています。
フランスの田園風景を背景に、パンをカゴにいれて、自転車で駆け巡るカシス。
そして、年上のイケメン男性、アルルと出会います。
動画の中では、カシスがアルルにキュンとするシーンも。
お母さんのようなパン職人になりたいと夢見るカシスと、それをやさしく見守るアルル。
カシスはパン職人になるために街を離れ、新たな土地へと旅立ちます。
ひとりの少女が、夢を追い求めながら、大人になっていく物語。心が動かされるシーンが随所に盛り込まれています。
九州エリア限定で放映されてきたこちらのCMが、いま全国でも話題になっています。
「まるで映画のような 2分45秒です」
「何この CM…映画かと思ったわ…」
「フランソアの CM やばい…号泣…;;;」
「クオリティ高いなぁ~~パン食べたくなるし、この会社も気になるし、見事だ。うまいわ」
「これって九州限定だったのね 当たり前やったわ」
「九州だけではもったいない CM やな」