東京で10万本が咲き乱れ。まだ間に合う「清瀬ひまわりフェスティバル」
今が見頃の「ひまわり畑」。山梨県北杜市の明野のひまわりが有名ですが、実は都内にも数万本規模のひまわり畑が存在します。有名どころでいうと、「こうちゃんちの野菜in世田谷」(約2万本:世田谷区)や、「国営昭和記念公園」(約5万本:立川市)などが知られていますが、今回は10万本ものひまわりが咲き誇る「清瀬ひまわりフェスティバル」を尋ねました。今年は9月3日まで開催中なので、お早めに!
東京でも黄色い絨毯が一面に。最大級のひまわり畑スポット
今回は、都内最大規模を誇る清瀬ひまわりフェスティバルに行ってきました。清瀬ひまわりフェスティバルは、8月19日(土)から9月3日(日)の間で開催されており、比較的遅咲きとなるように調整されたひまわり畑です。この夏、盛大に咲くひまわりを見そびれたという方に朗報な、“今からでも間に合うひまわり畑”ですね。
私もそんな“ひまわり見そびれ組”だったため、開催初日の8月19日に勇んで行って参りました。
「さぁ、青空の下、黄々(嬉々)として咲き誇るひまわりはどこだー?」
・・・残念ながら、この日はあいにくの曇り空でした。
な、なんて運が悪いのだろう!と思いつつも、ひまわり畑には、曇り空を照らし返すような小さな太陽がたくさん並んでいました。
大規模なひまわり畑では、花が見られる期間を長くするために、開花時期がズレるように調整して種が蒔かれたりしています。ここ清瀬ひまわりフェスティバルの畑でも、半分程の畑で開花時期を遅らせるようにしているようでした。それでも、写真を見ていただければわかるように、“一面に広がる”という言葉が合うほどに咲き誇っていました。
8月に入り、雨や曇りが続いた事もあり、例年よりも若干花が小さいような気がしましたが、それでも眼前に広がる黄色い絨毯は、見る者を感動させる規模だと思います。これで青空が広がっていたらどれだけ素晴らしい光景が見られたのだろうと思うと、自分の運の無さを嘆きつつも、晴れた日にもう一度訪れてみたいと思いました。
会場には、架台が組まれ、高い位置からひまわりを見渡す事ができるようになっている他、畑の中を歩き回れるように通路が整備されています。通路にはマットが敷かれ、歩きやすいようにはなっておりますが、足元が汚れる場合もありますので、相応の履物で訪れることをお勧めします。また、晴れた日には、最高の光景を見る事ができると思いますが、反面で、日陰が少ないということもありますので、熱中症対策を怠らないようにしてください。
畑の中を歩き回っていると、蜂などの虫が寄って来る事がありますが、こちらが危害を加えなければ、襲って来る事は殆ど無いと思いますので、あまり騒ぎ立てないようにしてあげましょう。
運営本部には、ビッグフラワーと銘打たれた大きな造花のひまわりがありました。何に使うのだろう?と思ってみていると、横で記念写真を撮っている方などがいらっしゃいました。本物のひまわりよりもインパクトがあるので、SNS映えするのかもしれませんね。
その他、運営本部では、ひまわりの絵葉書や、ひまわりの鉢植えの販売なども行われていました。なお、会場では、ドローンなどを飛ばす事は禁止されています。また、ペットを連れての入場もできないため、お気を付けください。
近隣には、臨時駐車場も用意されていますが、台数に制限があります。自転車、小型バイク(スクーター)などに関しては、会場脇に駐輪場が設けられていました。
清瀬ひまわりフェスティバルの会場は、私有地なので、開催期間以外は立ち入る事ができません。また、近隣道路に面した場所でも無いため、道路からひまわりを見る事も難しいため、貴重な見学機会だと思います。
都内最大規模のひまわり畑、この夏にひまわりを見ていないという方はもちろん、他の場所で見てきた方も、今からでも間に合うひまわり観賞に、出かけてみてはいかがでしょうか?
清瀬ひまわりフェスティバル
東京都清瀬市下清戸3丁目地区
※「清瀬駅北口」より「コミュニティプラザひまわり入口」バス停間を20~30分間隔で運行
バス停から会場まで徒歩7分期間:2017年8月19日(土)~9月3日(日) 9:00~16:00
市役所公式サイト