レトロで行こう。長崎を走る「路面電車」で丸1日ノスタルジック
インスタ映えする路面電車型レストラン、きっちんせいじ閉店へ
路面電車で長崎観光をした後は、路面電車の雰囲気を味わいながら休憩するのはどうでしょうか。長崎市内にあるレストラン「きっちんせいじ」はインスタ映えする店構え。
なんと!店舗が路面電車の形。ドアも路面電車のドア型でドア横には停車場にある案内ライトまで設置。インパクト大のレストランです。
店内に一歩足を踏み入れると運転席や路面電車のシートを思わせるベルベット素材の座席、天井からは吊革が下がり、路面電車の写真や模型が飾られ店内も路面電車感が半端ありません。
路面電車で移動してレストランを訪問すると、路面電車を忠実に再現しているオーナーのこだわりが所狭しに感じられます。
きっちんせいじのオススメ料理は長崎名物のトルコライス。私の世代には懐かしく嬉しい昔ながらの薄めのトンカツにカレーピラフ、具なしのナポリタンにサラダとお味噌汁付き。テーブルに置いてある手作りマヨネーズを使うのもお忘れなく。
実はきっちんせいじさん、残念ながら今年の12月末で51年の営業に幕を下ろす事に。もし年内に長崎を訪れるチャンスがある方は名物店舗の味を記憶に留めて貰えればと思います。本当に長い間、長崎の顔としてご苦労さまでした。そして、ごちそうさまでした。
店舗:電車レストラン きっちんせいじ
住所:長崎市古川町4-23
本物の路面電車の賑橋停車場から徒歩3分人気No.1トルコライス900円
どうでしたか?長崎市内をガタゴト走る路面電車。
現在でも昭和25年製造の200形と言われるモデルから最新版の5000形まで、生き証人とも言える数多くの車両たちが長崎市内を現役で走っているのも魅力です。
路面電車は長崎市の歴史と共に歩んでいると言っても過言ではありません。(明治車両168号は6月10日の路面電車の記念日のみ記念運行しています。)
長崎の路面電車は、夏に「ビアホール電車」冬は「おでん電車」、イベント企画では「リアル桃太郎電鉄」などアイデア満載のサービスで市民を楽しませたかと思うと、「観光寝台列車ななつ星in九州」のデザインを担当された、水戸岡デザイン310号「みなと」号が新しく運行を開始。木のぬくもりとレトロ感漂う車両は、長崎観光の集客にも一役買っているのです。
公式FBで運行情報など最新情報発信をしていますが、長崎電気軌道からのコメントには、公式キャラクターの「ながにゃん」スタンプが使われ、会社からフォロアーへの的確コメントの交流は見ているだけでも楽しめ参考になります。
公式FBはコチラから。
旅のお供に、ぜひ路面電車をご利用いただければと思います。今日も安全運転で出発進行!
- image by:今道剛
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。