台湾を自転車で一周できるのか? 愛と優しさに包まれる「環島」の旅、スタート
「台湾環島」アンバサダー、一青妙さんも駆けつける
台湾一周の旅は、東日本大震災の発生から7年になる3月11日、台北の中心地にある「二二八和平公園」から出発。
前かごもあったママチャリと違って、自転車に載せられる荷物の量が限られているため、なるべく少なくしたい、でも最低限アレは持っていかなきゃ、などいろいろと悩みました。
まず、今回の旅は寝袋で野宿を前提にしているため、シャワーを浴びることができない可能性がありました。そのために用意したのが、
・おでかけ除菌ウェットティッシュ(アルコール)30枚入り2個セット×2組(ダイソー)
これさえあれば、身体を拭いたり、万が一ケガをしても簡易的な消毒が可能です。約10日間ほど走る予定なので多めに持って行きました。野宿はせず、ホテルに宿泊しながら環島したい方にもオススメです。
・ピップエレキバン130(24粒)(ピップ)
ママチャリで日本一周の経験もあり、自転車を漕ぎ続ける行為は体力勝負なので、首・肩・背中・腰・足・腕に使えるエレキバンを用意しました。
・夢のくちどけ ぶどう糖(ボトル入り 135g)(大丸本舗)
ハードな仕事やスポーツにもってこいの便利なボトル入り「ぶどう糖」です。糖分の補給をと思い日本から持ってきました。
・ボラギノールA軟膏 20g(天藤製薬)
はい、痔なんです。久しぶりに自転車で長時間の移動をしなくてはいけなくなったので念のため用意しました。
そのほか、スポーツ飲料ボトル(GIANTが提供)、歯ブラシセット、寝袋、スマホ用のモバイルバッテリーは必需品です。さらに今回は予備としてソーラー充電パネルも持参してみました(下の画像、左端参照)。
GIANTから専用ウェアを提供していただいたので、日本から持ってきた全身真っ赤の衣装はお荷物になってしまいました。。。
スタートする公園までエールを送るために駆けつけてくださったのが、台南市親善大使を務め、環島に関する『「環島」 ぐるっと台湾一周の旅』の著者でもある、女優・エッセイストの一青妙(ひとと・たえ)さん。一青さんは、この「TRiP EDiTOR」で台湾・花蓮についての連載が始まったばかり。
一青さんは過去に2度も自転車で台湾一周を達成されているそうで、とても心強いエールになりました。僕もこの『「環島」 ぐるっと台湾一周の旅』を読みましたが、これから環島をはじめるにあたってとても参考になりましたし、台湾の魅力についても書かれているので、単純にガイドブックとしても楽しめました。
というわけで、さまざまな方からの支援があり、今回の台湾お礼参りの旅ができることになったのです。
この日、台湾の新聞社「自由時報」の記者も取材しに来てくれて、その日のうちに記事がアップされました。さあ、メッセージを書いた布を身にまとって、台湾一周の旅へ出発です!
旅を開始するにあたって、せっかくなのでスタート地点にふさわしいところから始めようということで、TRiP EDiTOR編集部の方と一青さんからの提案で、この公園のすぐ近くにある、総統府(日本統治時代の旧台湾総督府)の建物の前から正式にスタート。
さっき台北市の総督府から出発しました。夕日がまぶしい!
目指すは”三峡”!なんか、クロワッサンが有名とか!#台湾環島 #台湾加油 pic.twitter.com/PUe9R0xW0F
— ポルポル@台湾環島 (@poruofficial) 2018年3月11日