日本一美しい「本棚」と言われる、文京区「東洋文庫ミュージアム」

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2018/08/25

ミュージアムから外に出ると一転。ミュージアムとレストランをつなぐ「知恵の小径」は緑と風が心地よく、さっきまでの「おこもり感」はどこへやら。

通路の壁にはアジア各地の名言が刻まれています。展示内容をとりこんで満杯になったアタマのなかをリセットするかのような導線(設計)が素晴らしい!

ちなみに、ミュージアムショップの名前は「マルコ・ポーロ」。言わずと知れた『東方見聞録』の著者の名前ですね。このショップがまた、面白いものづくし。

「東方見聞録展」など、過去の企画展図録

過去の企画展図録や出版物、オリジナルグッズ、アジアやハワイの食品、ラオスの民族衣装である巻きスカート「シン」まで。

ラオスの伝統的巻きスカート、シン

ちなみに東洋文庫ミュージアムの女性スタッフはラオスの民族衣装を着用されているのですよ。

「小岩井農場」のクッキーなどお菓子も並んでいます。

ここに小岩井農場の製品が並んでいるのは…鋭い方はもうお気づきですね。東洋文庫設立者である岩崎久彌の父、岩崎弥太郎が小岩井農場の共同創始者の1人だったこと(小岩井の「岩」は岩崎の名前)から、今でもお付き合いがあるのでしょう。

東洋文庫はモリソン書庫だけでなく、ほかにも楽しめる要素がいっぱいなのです。

また、もうじき「思索の秋」なので、静かに自分ココロに耳をすませたい時はぜひ。

  • 東洋文庫
  • 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
  • 03-3942-0121
  • 駒込/千石
  • 閲覧無料
  • 日曜/祝日/毎週火曜/年末年始(12月26日〜翌年1月5日)
  • 9:30〜16:30
  • http://toyo-bunko.or.jp
  • 貸出不可
  • 東洋文庫ミュージアム
  • 03-3942-0280
  • 一般 900円、65歳以上 800円、大学生 700円、中・高校生 600円、小学生 290円
  • 毎週火曜定休(火曜が祝日の場合は開館し、水曜日が休館)/年末年始/臨時開館・休館あり
  • 10:00〜19:00(入館は18:30まで)
  • image by:御田けいこ
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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人生の設定は「いつでも、どこでも、食いしん坊バンザイ!」。人に会い、土地を歩き名物にふれ、郷土の味をあじわいつくす、をテーマに今日もどこかを踏みしめ歩いています。広島県生まれ。

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