お神輿わっしょい。伝統もグルメも楽しめる東京近郊の「秋祭り」
「雑司ヶ谷 鬼子母神堂 御会式」10月16日(火)~18日(木)
毎年10月16日~18日に、鬼子母神堂で開催される「雑司が谷 鬼子母神堂 御会式(おえしき)」は、江戸時代から続く伝統行事として、地元の人々を中心に毎年盛大に祝われています。お祭りのハイライトとして、最も盛り上がるのが、18日に行われる「万灯行列」。
池袋駅から出発した「万灯」が長蛇の列を作り、団扇太鼓の独特なリズムに合わせながら街を練り歩き、鬼子母神堂へと向かっていきます。白い和紙の花をつけた3〜4メートルもの「万灯」は、眺めているだけで非日常を味わえるでしょう。境内や参道には露店も多く出て賑わっています。
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- 鬼子母神堂
- 〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-15-20
- 2018年10月16日(火)~18日(木)
- 鬼子母神堂
「川越まつり」10月20日(土)〜10月21日(日)
関東有数の観光地としても知られている「川越」。江戸風情を感じさせる蔵造りの街並が残っているため、「小江戸」という愛称で海外の観光客からも人気を集めているほど。また、都心から電車で1時間ほどとアクセスも良いことから、国内観光客からも近年人気を集めています。そんな川越の街で毎年10月の第3日曜と前日の2日間行われる「川越まつり」は、同地区が1年で最も賑わう一大イベント。期間中は、精巧な人形を乗せた山車が、祭り町中を曳航します。絢爛豪華な山車は一見の価値あり!
最大のみどころは、「曳っかわせ(ひっかわせ)」。数台の向かい合った山車が囃子に合わせて競演する周囲で、まつり人達が提灯を振り上げ歓声を上げるなど、最して盛り上がります。特に、夜の「曳っかわせ(ひっかわせ)」は最高潮の盛り上がりになるのだそう。
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- 川越氷川神社
- 〒350-0052 埼玉県川越市宮下町2-11-3
- 2018年10月20日(土)〜2018年10月21日(日)
- 川越氷川神社
「日本橋恵比寿講べったら市」10月19日(金)〜20日(土)
江戸時代、お供え物のために市が立ち、魚や野菜、神棚などが売られるようになったのが始まりと言われている「日本橋恵比寿講べったら市」。
東京を代表する名産品「べったら漬け」を売る露店が、宝田恵比寿神社を中心に日本橋本町から堀留町まで、総勢500件ほど並ぶのだとか。大根を甘酒の麹で浅漬けにしたべったら漬けは、「皮付き」のものと「皮なし」のものがあり、それぞれ食感が異なりますのでお好みのものを購入してみてください。初日にはお神輿、最終日には「べったら音頭」の盆踊りが実施されるため、べったら漬けを買うだけではなく、しっかりと秋祭りの雰囲気を楽しむことができます。
- 宝田恵比寿神社
- 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-10
- 2018年10月19日(金)〜20日(土)
- 東京の観光公式サイト GO TOKYO
いかがでしたか? お神輿はもちろん、グルメも祭りの醍醐味の一つですよね。他にも東京近郊から行ける秋祭りは各地で開催されています。秋の週末のお出かけの参考にしてみてくださいね。
image by: Krishna.Wu / Shutterstock.com