長崎にもあるランタンフェスティバル。今も残る中国文化を辿ってみた

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2018/10/30

長崎は鎖国時代に日本でも数少ない海外との交流を許されていた街。そのため諸外国の文化が長崎の生活に浸透して今でもその影響が色濃く残っています。

長崎特有の「和華蘭文化」は各国の文化が長崎に根づいた証拠でもあるのですが、和華蘭文化の一つの中国文化は、私自身が長崎を離れて他県や中国での生活を経験して始めて「長崎は他県と違う文化があり中国と同じ文化が混ざっている。」と実感をした記憶があります。

今回は長崎市民が当たり前に思っていながら、実は中国の影響を受けている長崎に残る中国文化についてご紹介したいと思います。

長崎中華街が中心となって賑わう盛大な春節と中秋節

長崎には横浜、神戸と共に中華街があり、長崎新地中華街は福建省の流れをくむ華僑の方が多く商売をしています。中華街では「春節」と「中秋節」の季節になると、一段と華やかさを迎えます。

「春節」とは「旧正月」とも呼ばれ中国の正月にあたり、長崎新地中華街ではこの期間内を「ランタンフェスティバル」と銘打って、中華街を飛び出して眼鏡橋など長崎市内の至る場所に中華提灯(ランタン)を設置して長崎を彩っています。

また「中秋節」は日本のお月見。この期間は中華街内で「お月見セット」と銘打って、お得なグルメやショッピングが楽しめ、ランタンフェスティバルとは違う黄色いランタンが中華街全体を彩ります。

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