年末の大掃除、もう終わった?世界各国の「掃除」に関する意識調査

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2018/12/30

外国の方々が日本に訪れて驚くことと言えば、道路や駅などの公共の場にゴミが落ちていないことだとか。そのため、日本人はきれい好きでお掃除好きの人が多いのではと言われます。しかし、日本、そして海外の人たちの実情はどうなのでしょうか?

この度、ドイツの清掃機器メーカー「ドイツ・ケルヒャー社」が、ドイツ、イギリス、アメリカ、ロシア、中国、日本、フランス、ポーランド、ブラジルの世界9カ国、18~65歳の各国1,000人以上を対象に「掃除に関する意識調査」を実施しました。

その結果、最も掃除をする時間が長かったのはロシアでした。そしてなんと、最も時間が短い国は日本だったのです。さっそく、その調査結果と各国の特徴をご紹介します。

ロシアの掃除時間は週に3時間以上も

まず9カ国すべてに対して、1週間のうちの掃除時間を聞きました。その結果、一番長かったのはロシア3時間5分。逆に一番短いのは日本で、1時間9分でした。最長のロシアと最短の日本では約3倍もの差があることがわかります。

次に、「家が綺麗であることが重要かどうか」を質問しました。その結果、世界9カ国で平均94%が重要だと答えています。冒頭でも述べたように、きれい好きなイメージがある日本は9カ国の中で最も低い74%という結果になりました。

この結果についてドイツ・ケルヒャーでは、日本は欧米と違い家の中に土足で入る文化がないことなども要因し、各国によってきれいさや衛生観念の考え方が違うかもしれないと分析しています。

中国では38%がロボット掃除機を使用

ロボット掃除機を使用しているかどうか」については、使用している家の割合で見ると9カ国全体の平均は17%でした。国別で最も多かったのは中国で38%となっています。

一方、日本は14%平均を下回る結果になりました。さらに今回は日本に対してのみ、家事代行サービスに関する質問をしたところ、同サービスを使用したことがない人は90%にも上りました。

日本はいまだにロボットや家事代行に頼らずに、自ら掃除する人が多いことがわかりますね。


海外からみても「きれい好き」なイメージを持たれている日本としては、意外な結果になりました。しかし、掃除時間が長ければ長いほど良いとは限りません。短い時間で効率的に掃除するのが、日本人の性に合っているのかもしれませんね。

source:@Press!

image by:MaxyM/Shutterstock

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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