食事を「残す」のがマナー。海外で日本人がしがちなNG行動
せっかくの楽しい海外旅行をトラブルなく、素敵な旅行にするためにも、現地でのマナーは知っておきたいポイントのひとつ。
しかし、日本では常識と思われている仕草のなかには、海外では失礼にあたったり、相手を不快な気持ちにさせてしまうことがあります。
例えば、日本では写真撮影のときに当たり前のように使われている「ピースサイン」、これも実は国によっては人を罵る表現だったりすることもあるのです。
そこで今回は、海外でNGとされているハンドジェスチャーから日常の何気ない行動まで、「海外でのNG行為」についてご紹介していきます。
相手にバイバイと手を振る/ギリシャ
日本では友人や知り合いとすれ違ったときに、「バイバイ」と手を振るジェスチャーを何気なく使っていますよね。この手のひらを相手に向ける行為は、ギリシャではよい印象を与えません。
実はギリシャでこのジェスチャーは「顔に泥を塗る」という意味があり、相手を侮辱した意味にとらえられてしまうのです。
別れ際だけでなく旅行先で遠くにいる人に対して「おーい」と呼ぶときなどは、手をパーにしがちなので、注意しておきましょう。
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パー(手のひら)を見せて挙手/ドイツ
続いても手のひらをパーにするジェスチャーから。飲食店などで店員さんを呼んだり、タクシーを呼び止めるときの挙手のポーズ。日本では学校の授業などで手のひらを見せて挙手することは、ごく当たり前のように行われていますよね。
でも、このジェスチャーはドイツやその周辺の国では不快に思われる行為のひとつ。
実は、手のひらを見せて挙手する行為は、アドルフ・ヒトラーとナチス式の敬礼を彷彿とさせることから、現地ではNG行動とされています。
そのためドイツの学校などでは、人差し指だけを立てて挙手をしたり、ペンを持ち上げて挙手したりすることが一般的です。続いても、日本人が海外でしがちな何気ないハンドサインについてご紹介します。