食事を「残す」のがマナー。海外で日本人がしがちなNG行動

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2020/03/03

子どもの頭をなでる/アジア地域

image by: VIACHESLAV KRYLOV / Shutterstock.com

子どもを褒めたり可愛がったりする際に頭をなでることがありますよね。しかし、頭をなでることをタブーとしているアジアの国々が多くあります。

例えば、インドネシア、カンボジア、タイ、ネパールなどでは、宗教柄、「髪に神が宿る」と言い伝えられており、そこに人の手を触れさせるのは、失礼かつ常識から背いていると思われてしまうのです。

人懐っこい子どもたちが近寄ってきたとき、思わず頭をなでてしまいそうになりますが、そこはぐっと抑えて我慢しましょう。

また、タイでは子どもと接する際には言葉にも注意しなくてはなりません。

タイでは「可愛い子どもには悪霊が取り憑いてしまう」「悪霊が子どもを連れ去ってしまう」という言い伝えがあるため、「可愛い」という言葉を使わないのだとか。あえて、その逆の意味の言葉を用いて子どもを可愛がるのだそうですよ。

帽子にも触れては駄目/モンゴル

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モンゴルでは頭はもちろん、頭の一部である帽子にも触れてはいけません。なぜならモンゴル人には天に対する信仰があり、天と人を結ぶ頭は神聖な部分だと考えられているから。

そのため頭にのせる帽子もとても大切に扱われており、相手に対して断りもなく触ると、不快な思いをさせてしまう可能性があるのです。

お酒が空になる前に継ぎ足す/韓国

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日本では飲み会などのお酒の席で、お酌をする文化がありますよね。会社の飲み会でも上司のお酒が少なくなるとお酌をするのが暗黙のマナーのようになっていますが、韓国でお酒の注ぎ足しは厳禁

韓国では死者に対する儀式の際にお酒を注ぎ足す行為があるため、必ずグラスが空になってから継ぎ足すことがマナーとされています。


そのため韓国を訪れた際は、相手に不快な思いを与えないためにも、まだ中身の入っているグラスにはお酒を注がないように注意したいですね。

 

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