男のロマンはもう古い。いまアツい「バイク女子」徹底調査
全身で風を感じながら身軽にドライブを楽しめ、「男のロマン」とも言われるバイクですが、近年はバイクに乗る女子「バイク女子」が増えてきています。
しかし、バイク製品はいまだ男性主体で作られているものが多く、自分にフィットするものがなかなか見つからず、困るバイク女子も多いそうです。
そこで今回、バイク用品専門ショップ「株式会社ナップス」が、全国20~30代のバイク女子220名を対象に、バイク女子の「悩みとファッションに関する意識調査」を実施しました。さっそく、ご紹介します
とにかく「女性用バイク用品」が少ない。運転を心配されることも多々あり
「女性ライダーとしての悩みを教えてください」という質問に対し、最も多かった回答が「女性用のバイク用品(ファッションなど)が少ない(41.8%)」で、続いて「周りから運転を心配される(40.0%)」となりました。
いまもなおライダー人口は男性比率が多いこともあり、女性用製品はまだ少ないようです。男性人気の高いハードボイルドでクールな革製品は多種多様にありますが、ファッションジャンルが固定されてしまうのも悩みのひとつですね。
このバイク女子ブームに乗って、少しずつファッショナブルな製品も増えてほしいところです。
また男性にも言えることですが、身ひとつで転倒すれば大事故に繋がるバイクは、周りから心配されることも多いようです。
女性の一番人気車種はアメリカン。家族の影響でバイクに乗り始めるバイク女子も
「所有しているバイクの種類」については、「アメリカン(23.2%)」が最も多くなりました。大型のアメリカンで有名なブランドといえば、ハーレーダビットソンではないでしょうか。
男性からも人気が高いブランドで、映画や漫画などでもよく登場しています。運転しているシルエットもかっこいいですよね。渋くクラシカルな見た目は女性からも注目度が高いようです。
またヤマハの「ドラッグスター」シリーズは250ccであればシートが低く乗りやすいため、小柄な女性にも取り回しがしやすいのもうれしいポイントです。
さらに「バイクを運転するようになったきっかけ」について尋ねたところ、最も多かったのが「友人の影響(37.7%)」、続いて「家族の影響(34.1%)」、「バイクに対しての憧れ(30.9%)」となっています。
バイクに乗っている友人をみてかっこいいと思いバイク女子になる女性が多いようです。
また家族の影響度も高いことから、一家でバイク好きな家庭も多いのではないでしょうか。バイク好きなお父さんからしたら、娘とツーリングというものひとつの夢かもしれませんね。
バイクもファションもこだわりたいバイク女子
「バイクを運転する時、ファッションにこだわりますか?」という質問では、70%以上のバイク女子が「ファッションにこだわる」と回答しています。
続けて「バイクウェアを購入する際、最も重要視するポイント」について質問したところ、「見た目(32.7%)」が最も多く、「機能性(24.1%)」「価格(15.5%)」と続いています。
動きやすさや機能も重要ですが、バイクと自分を含めてトータルコーディネートをするとしたら、やはり見た目が最重要となるのも納得です。
さらに「女性向けバイクウェアの種類が今よりも拡充すれば、これまでよりもバイクウェアを購入する頻度が上がると思いますか?」という質問の回答では、「バイクウェアの種類が増えれば購入する」と回答した人が84.1%となりました。
ただ乗って楽しむだけでなく、ファッションとしても楽しんでいることがわかったバイク女子。今後バイク女子が増えるにつれ、よりファッション性を高めた新たなグッズなどが生まれそうですね。
source:PR TIMES
image by:AnnaTamila/Shutterstock
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。