海外に負けてない。実は日本発祥だった、みんなの地元のスゴい企業
まだまだあるゾ!外国企業と思われがちな日本企業
「バッファロー」から「モロゾフ」まで、海外企業と思われがちな日本企業が数多くありましたね。でも、これだけではありません。日本にはまだまだ、たくさんの外国企業っぽい会社があるのです。
ブラザー工業株式会社/愛知県名古屋市
プリンターやミシンでおなじみの「ブラザー工業株式会社」は、1908年に愛知県名古屋市に創業。ミシンの修理業から始まり、現在では世界40カ国以上の国と地域で、生産・販売を行なっています。
売上の約90%近くは国外と、国内よりも北米やヨーロッパで高い認知度を誇る日本企業なのです。
オリックス株式会社/大阪府大阪市
プロ野球球団「オリックス・バッファローズ」の主要株主である、「オリックス株式会社」は大阪府大阪市に本社を置く日本企業です。
1964年にリース会社として設立された当時はオリエント・リース株式会社という名称でしたが、1989年に現在の企業名に変更されました。
オリックスという名前はウシ科の動物から由来したのではなく、独創性を意味する「ORIGINAL(オリジナル)」と、柔軟性や多様性を象徴し、無限大の意味も持つ「X(エックス)」からつけられた名称なのだとか。
スタンレー電気株式会社/東京都港区
自動車機器製品などを展開する「スタンレー電気株式会社」も日本企業です。その歴史は古く、1920年までさかのぼります。
当時、自動車電球などの製造や販売を目的に北野隆春氏が「北野商会」を創業。
1921年に「世界に光明を掲げた」ことでも知られるイギリスの探検家であるヘンリー・モートン・スタンレー氏にあやかり、スタンレーという企業名になりました。
1968年には台湾、1980年にはタイと海外へも進出しています。
ウィルキンソン/現・兵庫県西宮市
ジンジャエールをはじめとした炭酸飲料メーカー「ウィルキンソン」も日本の飲料ブランドです。
1889年に、イギリス人のジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が狩猟を行なっていたときに、兵庫県で天然の炭酸鉱泉を発見したことがきっかけとなりました。
1904年には会社が設立され、第一次世界大戦のころには国外の約27の地域で販売していたのだとか。現在では、炭酸水と炭酸飲料をアサヒ飲料、低アルコール飲料はアサヒビールが製造と販売を行なっています。