海外に負けてない。実は日本発祥だった、みんなの地元のスゴい企業
【番外編】日本に馴染みある、実は外資企業の会社
思いを込められた造語だったり、有名探検家の名前だったり、海外企業と思われがちな日本企業がたくさんありましたね。
でもその逆も然り。日本で馴染み深い会社・メーカーでも、実は海外(外資系)企業だった!なんて会社も少なくありません。
LOTTE(ロッテ)/日本・韓国
お口の恋人というキャッチコピーでおなじみの「LOTTE(ロッテ)」は、東京都新宿区に本社を置くお菓子メーカーです。
1948年の創業以降、チューインガムやチョコレートなどの多くのお菓子を製造・販売しており、韓国でも事業展開を行なっています。
韓国ではロッテ百貨店やロッテホテル、ロッテワールドなどを展開し、2007年から持株会者体制に移行。現在では株式会社ロッテホールディングスが日本と韓国のロッテグループを統括している、まさに日本と韓国を代表する企業のひとつなのですね。
西友/アメリカ資本
1963年に創業したスーパーマーケット「西友」。旧西武グループである西武百貨店が1956年に西武ストアーを設立し、分店として出店したのが始まりです。
関東中心に展開していましたが、アメリカの大手スーパーマーケット「ウォルマート」の子会社となり、現在では実質外資資本の企業となっています。
すかいらーく/アメリカ資本
ガストやバーミヤン、ジョナサンなどのファミリーレストランを全国に展開する「すかいらーく」。日本企業だと思われがちですが、こちらも西友と同じように実は外資系企業なのです。
スカイラーク1号店は東京都の国立でオープン。その後は3,000店舗以上も展開している国内最大手のファミリーレストランの会社ですが、2011年にアメリカの投資ファンドであるベインキャピタルが買収し、現在は外資系企業となっています。
株式会社ジャパンシステム/アメリカ資本
1969年に創業した「株式会社ジャパンシステム」は自治体向け行政経営支援システムなどを展開している企業です。
ジャパンシステムという名の通り、東京都渋谷区代々木に本社を置くソフトウエア会社ですが、2008年に大手パソコン機器メーカーである「ヒューレット・パッカード(HP)」が親会社となり、外資系企業となりました。
「フランス」という名称が付いていても実はフランスとあまり関係なかったり、「ジャパン」という名称でも外資系企業だったり、日本国内にはさまざまな会社が存在しています。なかには創業地がちょっと意外と企業もあったのではないでしょうか。
今回紹介した会社のなかで「意外だなぁ」と思う企業があったら、ぜひ会社の人たちと飲み会などで話してみてくださいね。たぶん、いやきっと盛り上がるかもしれませんよ!
- source:gooランキング,経済産業省
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- ※内容を一部修正いたしました。(2019/07/01)