被災地の今を知ってほしい。西日本豪雨復興応援アート展が開催

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2019/01/11

「西日本豪雨復興応援アート展」で被災地について知ってほしい

──おふたりが企画した「西日本豪雨復興応援アート展」はどんな展覧会にしたいですか?

むかい:地元の方はもちろん、これまで呉や広島を知らなかった方に見ていただき、被災地に関心をもっていただけたらと思っています。また遠く離れてなかなか来られないという方にもインターネットを通じて被災地について発信できたらと思います。

:見に来てくださった方にあたたかい気持ちになっていただけるような展覧会になるよう祈っています。また、この展覧会を機に、これまで以上に被災地に関心を抱いていただけたら嬉しいです。

呉地方総監部第一庁舎 夕暮れ

出品作家の1人で『中国地方 ローカル線の旅ガイドブック~愛しの三江線~』の著者であり、の記事にも登場していただいた、やまもとのりこさんは2018年12月15日に全線復旧を果たした呉線など鉄道を題材にした作品を制作されるそうです。コメントをいただいたので紹介します。

やまもとのりこさん

やまもとのりこさん(以下、やまもと):先日、西日本豪雨では鉄道も大きな被害を受け、様々な路線や区間で不通となっていました。多くの方々のご尽力で、広島県内では2018年12月13日に福塩線、15日に呉線が全線復旧を果たし、復興への大きな力になると、沿線地域は大きな喜びに包まれました。

観光列車マリンビューを手旗を振ってで迎える住民たち

やまもと:芸備線は20日に備後落合から備後庄原の一部区間が復旧。2019年秋頃の全線復旧を目指し、残る区間で今も懸命な努力が行われています。復旧を祝う皆さんのお姿、ご尽力される方々のお姿を通して、応援の気持ちを作品に込めて制作します。

──参加アーティストも今回の展覧会については特別な思い入れがあると思います。主催者としてたくさんの人に見に来ていただきたいですよね。メッセージをお願いします。

むかい・東:このチャリティー企画に多くのアーティストさんが参加してくださいました。皆さん、本当に素敵なイラストを描いてくださいました。我々主催者も作品をお預かりするたびに、感激、感動した次第です。あたたかい気持ちになれる素敵な作品達を、ぜひ会場でご覧ください!

参加アーティスト(五十音順)

東きゆう、御茶漬海苔、丘上あい、今井キラ、今井大輔、絵子猫、エサカマサミ 、かじ、キタイシンイチロウ (DEVILROBOTS) 、KAMAKIRI、芹沢由紀子、田中光、成海柚希、那波マオ、のむらしんぼ、葉月かなえ、はつはる、原明日美、フクシマハルカ、MAXICIMAM(マキシマム)、むかいあぐる、森チャック、山田雨月、やまもとのりこ、妖


  • 西日本豪雨復興応援アート展
  • 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)広島県呉市宝町5-20
  • 最寄り駅
  • 場料無料 ※会期中、募金箱を設置し全額被災地に寄付させていただきます。
  • 2019年1月12日(土)~1月20日(日)
  • 西日本豪雨復興応援アート展 公式サイト
  • ※1月14日(月・祝)は参加作家によるキャラクター作り、四コマ漫画作成のワークショップ開催予定(先着順、参加費無料)。
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人生の設定は「いつでも、どこでも、食いしん坊バンザイ!」。人に会い、土地を歩き名物にふれ、郷土の味をあじわいつくす、をテーマに今日もどこかを踏みしめ歩いています。広島県生まれ。

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