フルーツ寿司に血のおでん?海外で独自に進化した不思議な日本食

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2019/02/16

台湾でも慣れ親しまれている「おでん」

台湾の屋台で売られているおでん

次はお隣、台湾に伝わったおでん。おでんは日本国内だけでも地域によってかなりの違いがあります。

台湾ではおでんのことを黒輪(オレン)と言います。台湾旅行をされた方なら、屋台やコンビニエンスストアで台湾風おでんを見かけたこともあるのではないでしょうか。

おでんの具材メーカーである紀文の公式ホームページでは、台湾にもおでんが伝わっていて、独自の変化を遂げていると紹介されています。

<台湾のおでんにはだし汁はなく、ケチャップに砂糖や唐辛子を加えた「甜辣醤(テンラージャン)」がかけられています>(紀文の公式ホームページより引用)

台湾のおでん image by: Shutterstock.com

「関東煮(おでん)おいしい!」

台湾セブンイレブンの公式ホームページ上にも、関東煮(グヮンドンジュー)としていくつものおでんの具材が紹介されています。日本でも関西ではおでんのことを関東煮(かんとだき)と言いますよね。

台湾らしいおでんの具材としては、「科学麺」や「王子麺」というインスタントヌードルがあります。おでんとして食べるととても美味しく、滷味(ルーウェイ)などの料理にも使われる具材です。

他にはびっくりメニューとして、ズーシエガオとミーシエガオがあります。どちらも豚の血とお米を固めて作った食べ物で、台湾ではメジャーですが、日本人からするとおでんの具材としてはびっくりメニュー。

ズーシエガオ image by: Shutterstock.com

実際は見た目のインパクトと相反して味わいにくせがなく、おでんにぴったりだったりします。最後にお待ちかね、世界各国で進化した寿司をご紹介していきます。


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