雪と光とロマンがここに。「栃木」の冬は夜こそ楽しい

村田由美子

2019/01/22

日光など、伝統的な人気観光場所を多く持つ栃木県は、首都圏からのアクセスもしやすく、ちょっとしたお出かけにぴったりの場所です。そして冬本番を迎えたいま、栃木県のよりディープな見どころを北関東三県広域観光推進協議会がピックアップしました。

イルミネーションや寺社仏閣のライトアップ、ミニかまくらの灯籠など、日本夜景遺産に認定されている数多くのスポットで、2019年3月まで各種イベントが多く開催されますよ。

イルミネーションは更なる独創的な世界へ。神社も美しくライトアップ

あしかがフラワーパーク「光の花の庭」（栃木県足利市）

「日本三大イルミネーション」に認定され、夜景鑑賞士が選ぶイルミネーションランキングでも2年連続で全国1位を受賞した「あしかがフラワーパーク」。

電飾された冬の木々が美しい光の花となって咲き誇り、大人気の大藤棚「奇蹟の大藤」も花房を細部まで再現したイルミネーションでよりパワーアップしています。あしかがフラワーパーク西ゲート前には、新駅「あしかがフラワーパーク駅」が開業し、アクセスもますます便利になりました。

織姫公園と足利織姫神社（栃木県足利市）

「日本夜景遺産」にＷ認定された絶景の「織姫公園」と「足利織姫神社」もチェックしたい名所です。

公園内のさまざまなスポットから市街地の夜景が一望でき、ライトアップされた足利織姫神社も荘厳で見ごたえ充分。また同神社は縁結びで有名なことから、デートスポットとしてもオススメです。

温泉でのイベントも目白押し。新年を迎えても続々とイベント開催

第26回湯西川温泉かまくら祭（栃木県日光市 湯西川温泉）

日光市の湯西川温泉を舞台に繰り広げられるのは、平家のロマンを伝える観光施設「平家の里」をメイン会場として行われる「第26回湯西川温泉かまくら祭」です。

同イベントは2009年に「日本夜景遺産」に認定され、数百個のミニかまくらにロウソクの灯がともされる沢口河川敷の「ミニかまくら」を中心とし、湯西川温泉全体で楽しむことができます。ミニかまくらの幻想的な世界は「死ぬまでに一度は見たい絶景」にも選ばれるほどです。

2019奥日光湯元温泉雪まつり（栃木県日光市 奥日光湯元温泉）

日光市の奥日光湯元温泉では、「豊富な雪を活かして奥日光の夜を明るくしよう」と始められたイベント「2019奥日光湯元温泉雪まつり」が開催されます。

1月31日（木）には「全日本氷彫刻奥日光大会」が予定されており、県内外のホテルシェフたちが制作した氷彫刻が登場。2月にはメイン会場の湯元園地に約500個もの雪灯里（ゆきあかり）が設置され、ミニかまくらと雪の壁に灯るイルミネーションを堪能できます。

クリスマスだけでは終わらない、光を駆使した美しい風景の数々。栃木県の名所を彩る、新年を迎えても続く光の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。

source:@Press!

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