はい、チーズ!外国人が驚いた「日本人の七不思議」

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2019/05/25

なぜ常にマスクをしているの?/マレーシア人

秋から冬にかけて、乾燥が気になる季節には保湿や感染症予防のためにマスクを着用することも多くなります。

また花粉が飛び始める春先にも、花粉症対策の一環としてマスクが手放せなくなりますよね。

しかし、マレーシアの方によると、マスクを常につけている日本人がとても不思議に見えるそう。

image by:Hinochika / Shutterstock.com

マレーシアではもともとマスクを常用する習慣はありません。なので来日したとき、電車に乗っているほとんどの人がマスクを着用していて「恐ろしい病気が流行しているの?」って思ってしまいました。(マレーシア人)

たしかに日本では、街を歩いていたり、電車に乗っているときに、ふと気が付くと周りの人がほとんど全員マスクを着用していたという光景にときどき出くわします。

もちろんなかには風邪をひいたり、体調を崩したり、花粉症に苦しんだり、あるいは感染予防の目的で着用することもあるでしょう。

でも、なかには「マスクなしでは落ち着かない」という理由で着けている人も少なくありません。

image by:Shutterstock.com

身近な日本人女性に聞くと、「マスクは肌の調子が悪いときに顔を隠せるので助かる」という声がありました。

また日本人男性からは「出社の前にひげをそり忘れたとき、マスクで隠す」などという意見も出てきています。

マスク着用が当たり前の日本だからこそ、日ごろから着けていても特に周りから不思議がられません。その状況がさらに日本人のマスク文化を加速させているのかもしれませんね。


しかし、もともとマスクをする習慣のなかったマレーシアでも、最近はマスクを着用する人が増えているようです。

image by:Sylvia sooyoN / Shutterstock.com

マレーシアではここ数年でヘイズ(Haze)という大気汚染が深刻な問題になっています。目がかゆくなったり喉が痛くなったりするので、外を出歩くときにはマスクが欠かせなくなりました。

そのヘイズの影響もあって、マレーシアの友達が日本に来たときは「日本製は最高にいい!」と言ってマスクをたくさん買っていましたね。(マレーシア人)

ヘイズとは煙害といわれ、野焼きや森林火災が原因で発生する大気汚染のことです。

在マレーシア日本国大使館の公式サイトによると、例年5〜10月の乾季に観測され、API指数が200を超えた場合には学校が休校措置になることもあるのだとか。

さらにマレーシア人に聞いてみると、どうやら日本製のマスクが注目を集めているみたいです。

image by:編集部

例えば、前回TRiP EDiTORでご紹介した「外国人が神買いするドラッグストアの商品」によると、株式会社アラクスから発売されている「PITTA MASK」というマスクは特に人気を集めている様子。

こちらはカラーバリエーションが豊富で、耳が痛くなりにくい快適なつけ心地が特徴的です。

呼吸器感染のリスクを低減する「N95」規格相当の特殊帯電フィルターを採用した高機能なマスクなので、ヘイズに悩むマレーシア人からも人気を集めているのかもしれませんね。

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