なぜこんな名前を?不思議と気になる「世界のヤバイ地名」ランキング
平成が終わり令和に向かういま、岐阜県武儀町の「平成(へなり)地区」が再注目されていますが、日本を飛び出して世界を見てみると、なぜこの名前を?と思うような地名が多くあります。
地名というのは、その土地の特徴や何か起こった出来事、あるいはどんな用途に使われていたかなど、由来はさまざま。ところが、なかにはどう考えてもいわく付きでは…?と心配になる地名もあるのです。
そこで今回は、ランキングサイト「gooランキング」が発表した「世界のヤバイ地名ランキング」のTOP10をご紹介します。ちょっと刺激の強い地名も出てくるので、閲覧注意でお願いします!
第10位 憂鬱の池(Depression Pond)/アメリカ
第10位にはアメリカの「憂鬱の池」がランクインしました。憂鬱の池とは、なんとも悲しい名前です。この池は、ニューヨーク州のドーバーにあり、英語で言うと「Depression Pond」となります。このネーミングの由来はわかりませんが、何か悲しい出来事でもあったのでしょうか。
第9位 悪魔がしょんべんする場所(Mamungkukumpurangkuntjunya/オーストラリア
第9位にランクインしたのはオーストラリアの「悪魔がしょんべんする場所」です。これは、なんともインパクトのあるネーミングですね。
南オーストラリアにある丘の名前で、現地の名前である「Mamungkukumpurangkuntjunya」は、イギリス、スコットランドやアイルランドなどのスペルが混合した言葉のようです。オーストラリアは先住民のなかに移民者が多いため、このようにさまざまな国の言葉が混ざったようです。
第8位 失望の島(Disappointment Island)/ニュージーランド
第8位にはニュージーランドの「失望の島」がランクインしました。これもなんだか悲しい地名ですね。歴史を調べてみると、オークランド諸島の7つの島のひとつであるこの島は、1866年に1,103トンのフルリグド・シップ「General Grant号」がオークランド島西岸の聳え立つ崖に衝突し、68人の旅客が死亡し、15人の生存者はこの島に流れ着き、18週間救出を待つという出来事がありました。
また、1907年には4本帆の鋼鉄バーク船「Dundonald号」が、この島の西岸に接岸の後に沈没し、12人が溺死。16人の生存者は7カ月間救出を待ち、彼らはオークランド島の遭難者避難所の物資で生存した、という出来事もあったそうです。
第7位 血まみれの泉(Bloody Springs)/アメリカ
第7位にはアメリカの「血まみれの泉」がランクインしました。これはなんともおどろおどろしい名前ですね。ミシシッピにあるこの地域で19世紀に大きな戦いがあったようです。それに由来する名前かもしれませんね。