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期間限定、幻想的な広島城。歴史とアートが融合する「光の祭典」開催

Haru
2019/02/26

安土桃山時代に築城され、いまもファンが多い広島城。広島の中心部である中区に位置し、日本三大平城にも数えられる有名な観光地でもあります。

この広島城にて、2019年4月7日(金)まで、日本の誇るお城と現代のデジタルアートの融合が楽しめる「チームラボ 広島城 光の祭」が開催しています。普通のライトアップとはまったく違う、音と光のアート空間へと変貌を遂げた広島城の魅力を、早速ご紹介します。

2019年は広島藩主入城400周年の年

image by:lkunl/Shutterstock.com

いま現在目にすることができる広島城は1958年以降に再建されたものですが、江戸時代にはこの場所に天守を含む大きなお城があり、それは1945年の倒壊まで存在していました。

そして2019年、広島藩主であった浅野長晟の入城400周年を迎え、その記念の一環として広島市のシンボルである広島城がアート空間「チームラボ 広島城 光の祭」として彩られています。

呼応する広島城 / Resonating Hiroshima Castle

このイベントを手がけるのは、さまざまな場所で最新のデジタル技術を駆使し、誰も見たことがないような空間を作り上げるスペシャリスト集団「チームラボ」。

人気アーティストのライブを演出したり、世界遺産を光の空間へと変貌させたり、さらには日本を飛び出して海外のミュージアムでの常設展示を行うなど、いまや世界のデジタルアート界では欠かせない存在となっています。

チームラボが得意とするのが光と音、そこに人が存在することで生み出される独特の空間です。決してアーティストたちの一方通行ではない、見ている人たちも参加できる美しく楽しい空間が作り上げられています。

桜の池跡の水面に立つ、自立しつつも呼応する生命 / Autonomous Resonating Life on the Surface of the Cherry Blossom Pond

この「チームラボ 広島城 光の祭」もそんなイベントのひとつ。光と音を目と耳、それに加えて触れることでも楽しめる、チームラボらしい空間が出来上がっています。

今回、イベント展示が見られるのはお堀に囲まれた広島城の跡地です。イベントの本番は日が落ちた跡ですから、広島城も楽しみたい場合は、入城はお昼間に済ませておきましょう。明るい時間帯に見る城跡内の様子と、夜、光に包まれる城跡の様子はまったく違うので一日に2度訪れるのをおすすめします。


それでは次から、本イベントで絶対に見ておきたい作品をご紹介します。

忘却の礎石にたちつづけるものたち / Resisting and Resonating Ovoids on the Stones of Oblivion

天守閣が建っていた場所にいまもあり続ける礎石。礎石とは建物の柱をのせる土台のようなもので、広島城の天守閣が再建工事をされる際に現れた礎石を、そのまま移動し展示されているスペースがあります。普段は長年柱を支えてきた平らな礎石が並んでいるこの空間には、卵型の光るオブジェが展示されています。

この卵型の光るオブジェ、自立しており触れなくても光を放っていますが、人が触れることでその輝きに変化が現れます。人に触れられることでまずはそのオブジェが色を変え、次々と周辺のオブジェへも色の変化が伝染して行き、そしてその色の変化は最後には広島城へと繋がってゆく仕組みです。

この周囲の影響を受けて強く光る広島城は「呼応する広島城」と名付けられ、色とりどりの美しい光に包まれます。

自分の目の前にあるこのオブジェは遠くで、または近くで触れる人がいるからこそ色を変えて輝くと言うのがテーマのひとつ。輝くオブジェを通してそこに存在している人を意識すると言う、独特の空間になっています。

呼応する、たちつづけるものたちと木々 / Resisting and Resonating Ovoids and Trees

礎石の上に置かれているものよりも大きな光る卵型のオブジェも、あちらこちらに展示されています。人の背丈よりも大きなオブジェが集まっている場所もあり、大人でも思わず触れずにはいられません。

こちらも自分や人が触れることで色を変え、広島城へと伝わって行きます。この光るオブジェは人が触れる前はゆっくりと点滅を繰り返しています。そのリズムは人の呼吸のよう。外からの変化で自らの色を変える様子は、変化に反応する私達の意識を現しているかのようです。

ぼんやりと眺めていると、別世界に来たかのような錯覚に陥る不思議なエリアです。また桜の池跡にもこのオブジェが浮かべられています。風に揺られ、オブジェ同士がぶつかって色を変えることも。色によって変わる音色も美しく周囲に響きます。

石垣の空書と鯉 反転無分別 – 広島城跡 / Spatial Calligraphy and Carp on the Castle Walls, Reversible Rotation – Hiroshima Castle Ruins

苔むした石垣をキャンバスに映し出されるプロジェクションマッピングでは、時を重ねてきた石垣の上をが優雅に泳いでいきます。

日本古来の書道を立体的に表したと言う迫力ある映像で、本物の筆で欠かれたような止め・ハネ・払いなどの間を縫って鯉が何匹も現れるとても優雅な展示です。刻々と色を変化させる広島城をバックに音と光の生み出すアートを味わえます。

普段の広島城も美しく優雅なお城ではありますが、光の祭期間中はさらにに特別な体験ができます。広島城に行ったことがない方はもちろん、訪れたことのある方でも再度訪れる価値のあるイベントになっていますよ。

この春は、見るだけではなく触れて、作って楽しめる「チームラボ 広島城 光の祭」にぜひ足を運んでみましょう。

  • チームラボ 広島城 光の祭
  • 広島県広島市中区基町21−1(広島城)
  • 大人(16歳以上)前売り800円、当日1,000円/小人(小学生以上、中学生以下)前売り500円、当日700円(※6歳以下無料)
  • 会期:開催中~2019年4月7日(日)
  • 18:30-21:30(最終入場 21:00)
  • https://www.teamlab.art/jp/e/hiroshima

source:PR TIMES

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子

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