家族の絆が深まる新たな場へ。寒さに対する「キャンピングカー」調査
行く地域や宿泊する場所を限定せず、自由に計画できることが利点のひとつである、車中泊や車での旅。なかでも人気の高いキャンピングカーですが、寒い冬の時期においてどのような利点が、そして乗りこなす方々は冬にどのような装備を施すのか、気になるところですよね。
今回、日本RV協会が、キャンピングカーを所有または興味を持っている方に「寒さに対するキャンピングカーの装備と利点」に関する調査を実施しました。これから乗ってみたいと思う方にも興味深い、そのリアルな声を早速チェックしてみましょう。
暖かい装備のキャンピングカーで、家族とのコミュニケーションを
「実際にキャンピングカーを所有しているかどうか」という質問では、8割以上と圧倒的な所持率になっています。住まいは関東が全体の4割で、東海、関西と続いています。
この3地域で約7割で、寒さが厳しい北海道や東北、北陸・甲信越地方は13.5%という少なさに。また車での旅に出かけるかどうかについても、85.9%もの方々が「はい」と答え、冬でも臆することなく出かけていることがわかります。
続いて「ほしい装備」についての質問では、半数以上がFFヒーターと回答。続いて断熱ボディ、アクリル2重窓という答えが並びながらも1位との差は非常に大きく、FFヒーターが「鬼に金棒」的な装備であると認識しているよう。
実際にFFヒーターを装備している割合は88.9%と約9割で、ほとんどが購入時に装着しています。標準では装備されていない場合、オプションでも装着率が高いアイテムのひとつとなっているようです。
「今後装着したいか」という質問では「買い替え時に装着したい」という答えが43.8%とトップになりながらも「考えていない」という答えも31.3%に。使用頻度では「停車時は常時使用」が1位で42.9%、3時間未満、6時間未満と続いています。「暖をとる」装備として絶対的な安心感で活用されているようです。
「キャンピングカー内での過ごし方」という質問では、家にいる時と同じようにTVやゲーム、読書などを楽しんでいる方が多く、まさにモーターホーム「動く家」という認識だということが顕著になりました。
しかし、ここで注目したいのは「家族との会話」がトップになっていること。家族間のコミュニケーションが希薄になってきていると言われるなかでも、キャンピングカーの存在は、限られたスペース内で楽しさを共有し家族の絆を深めることに大きな役割を果たしているようです。
冬など外遊びが厳しい季節でも、楽しく出かけることができるキャンピングカー。家族や友達との最高の思い出作りに、大いに活用してみてはいかがでしょうか。
source:@Press
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