知ってたらスゴい!世界の難しすぎる「漢字一文字」国名ランキング

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2021/01/30

第7位「墨」

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7位には「」が入りました。「墨西哥」と書いて「メキシコ」と読むのは、ちょっと難しすぎる感じもしますが。9位のペルーがインカなら、メキシコはアステカ、そしてマヤ文明が挙げられるでしょう。

ポポカテペトルなんてなんだか愉快な名前の秀麗な活火山があり、「メキシコ富士」なんて呼ばれたりしています。

第6位「突」

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6位は「」です。こちらはなんと「チュニジア」をさし、漢字では「突尼斯」と書きます。

チュニジアはイタリアと地中海をはさんだ対岸、北アフリカの国です。紀元前5世紀ごろから3世紀ごろには、地中海世界のなかでローマと対抗する大繁栄を見せていた、都市国家カルタゴで知られていました。

当時のカルタゴの将軍ハンニバルは、世界史上でも最高クラスの名将の一人として特に有名です。

ハンニバルは紀元前218年、ローマ海軍を避けるため、37頭の戦象や10万人あまりの兵士をひきつれて現在のスペインまで迂回して渡り、ローマを北から攻めて、一時は壊滅寸前まで追い詰めました。

カルタゴは、現在のチュニジアの首都チャニスの近くに存在していましたが、反撃したローマ軍に徹底的に破壊。その地は、現在、世界文化遺産に登録されています。

第5位「塔」

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」が第5位に選ばれました。これは中央アジアの「タジキスタン」をさす漢字です。漢字では「塔吉克斯坦」または「汰爾奇斯坦」と記載されることがあります。

タジキスタンの東部は、アフガニスタンや中国の一部とともに「世界の屋根」といわれるパミール高原の一部を成しています。


パミール高原の平均標高は5,000mほどにもなるといわれており、なかでもイスモイル・ソモニ峰(7,495m)は、旧ソビエト連邦では最高峰で、かつては「スターリン峰」と呼ばれていました。

タジキスタンは、このような山岳地帯をかかえるため、水力発電に向いており、実はダム本体の高さが世界一高いヌレークダムもあります。


第4位「香」

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続いて4位にランクインしたのは「」という漢字。これは「香佐富斯坦」と書く、「カザフスタン」を意味します。「香」を「か」と読むのは訓読みですから、多少違和感を覚えなくもありませんね。

国土の西部に、ユーラシア大陸をアジア州とヨーロッパ州に分かれるウラル山脈の一部が連なっており、正確にはアジアとヨーロッパにまたがる国です。

世界初の人工衛星スプートニク1号や、人類で初めて宇宙にでたガガーリンを載せたロケットの打ち上げなど、ソビエトのかつての栄光の舞台となったバイコヌール宇宙基地は、実はカザフスタンにあります。

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