海外の温泉も、いい湯だな。旅先で訪れたい「世界の名湯」5選
立ち昇る蒸気が見もの「タティオ間欠泉」/チリ
日本からは少し遠いですが、南米・チリも火山大国。火山国につきものなのが天然温泉で、なかでも「タティオ間欠泉」は地理を代表する間欠泉です。標高およそ4,700mの場所にある世界最高峰を誇ります。
温泉としてお湯に浸かることももちろんできるのですが、絶景が眺められる場所として観光に訪れる方が多いですね。高い標高のためとても寒く、温かなお湯が湧き出す場所は限られています。それでも海外の方は水着で入浴しているので一緒に楽しんでみても良いでしょう。
湧き出す蒸気で辺りが真っ白な世界になり、遠くに見える空の青とのコントラストが美しい場所です。未舗装の道を登っていくツアーが開催されているのでトレッキング気分で登ってみてはいかがでしょうか。
緑に囲まれた天然温泉「ナムトック・ロン」/タイ
リゾート地としてのイメージが強いタイですが、実は温泉大国。国内には約100カ所以上もの天然温泉が湧き出す場所があるのだそうです。
火山国ではないタイですが、地中で温められた水が湧き出している正真正銘の天然温泉。お湯も日本人好みの38度から40度ほどの熱めのお湯で、自然に囲まれた温泉が楽しめます。
なかでも世界的に知られているのが「ナムトック・ロン」の天然温泉。なんと南国らしいジャングルの中にある温泉なんです。
南国の植物に囲まれながら入る温泉もまた格別。温泉自体は広くありませんが関節痛やリラックスにとても良い湯質なんだとか。ぜひ行ってみたい温泉のひとつです。
温泉大国である日本ですが、世界にも目を向けてみるとまた趣の違う温泉施設がたくさんあります。
世界中どこへ行っても温泉は私たちの体を癒やしてくれる本当に素敵なもの。現地での観光を楽しんで、旅の疲れを癒やす温泉に浸かれるなんてこれ以上ない幸せです。ぜひ世界の温泉めぐりに出かけてみましょう。
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