自噴の秘湯。岐阜の大自然を温泉で感じる、混浴露天風呂「新穂高の湯」
水着やタオルの着用が認められている混浴風呂
新穂高の湯は、混浴です。さらに、温泉に向かう橋の上から、あるいは対岸の駐車場から、露天風呂は丸見えです。その意味で筋金入りの温泉ファンを除いて、若い女性からすると「ここは無理…」という感想が普通に出てくるかと思います。
ただ、その点の配慮は十分されていて、更衣室は当然ですが、きちんと用意されています。水着でも、タオルを体に巻いたままでも入浴は認められています。女性は堂々と水着を持参して、屋外の天然温水プールに入る感じで、訪れてみてもいいかもしれませんね。
温泉ファンが最も多く集まる時期は真夏と秋の10月
奥飛騨温泉観光協会によれば、利用客が多い時期は夏。真夏の入浴は虫の存在が多少気になる人もいるかもしれませんが、夏の盛りに山岳観光地で急流をそばに感じながら入る天然の露天風呂は格別です。
さらに紅葉が楽しめる秋の10月も人の出が多いと言います。個人的には5~6月初旬ごろ、雪解け水で水流が勢いを増している時期も好みです。虫も少なく、巨岩一枚挟んだ隣に流れる水流のごう音は、BGMとして耳を大いに楽しませてくれます。
梅雨の時期や大雨で川が増水している時期は、危険なので入浴できません。しかし、それ以外のタイミングであれば、露天風呂の縁にある岩に寄り掛かりながら、水流の響きを聞き、周囲の緑をのんびりと眺められます。普通の温泉地では少し得られない、満足感とリフレッシュ効果を求めて、ぜひとも訪れてみてくださいね。
- 新穂高の湯
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂(新穂高温泉)
- 清掃協力金として300円ほど
- 2019年度の営業期間4月23日(火)〜10月30日(水)
- 営業時間8:00〜18:00
- 岐阜県観光連盟公式ページ
- 定休日 : 無休(河川増水時休業の場合有)
- image by:坂本正敬
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