梅雨の時期を彩る優美な花〜京都府内の紫陽花(アジサイ)名所6選
山間の穴場名所は紫陽花の御朱印も人気♪
長岡京市・柳谷観音 楊谷寺(ようこくじ)
見頃:6月上旬~7月上旬
境内から湧き出る清水が眼病に霊験あらたかな弘法大師空海ゆかりの霊水・独鈷水(おこうずい)として有名な柳谷観音 楊谷寺。
「眼の観音様」とも呼ばれています。境内には約30種、合計5,000株ほどの紫陽花が咲いていて、手水舎に浮かぶ紫陽花はSNS映えも抜群です!
日陰には日本古来のヤマアジサイ、日向にはセイヨウアジサイが多いそう。奥ノ院周り、阿弥陀堂裏など、美しい紫陽花の撮影ポイントも多数。
特筆すべきは「あじさい回廊」と呼ばれる屋根付きの回廊。その名の通り、回廊の両側にはガクアジサイやアナベルなどの紫陽花が咲き競っています。
6月8日(土)〜7月7日(日)は「あじさいウイーク」が、6月23日(日)には「あじさいまつり」が開催されます。「あじさいまつり」では地元特産品の販売やコンサートが実施され、あじさいウイークには通常毎月17日(御縁日)午前中のみ限定公開の上書院を特別公開(10時〜15時。拝観料別途800円)!
山間部にあることから穴場の紫陽花名所といえる柳谷観音 楊谷寺。混雑は苦手という方にもオススメです!
また、こちらでは境内に咲き誇る四季折々の草花をあしらった御朱印が人気。「あじさいウイーク」限定の紫陽花の花びらをあしらった押し花の御朱印(写真上)は、とってもキュート♪
さらに、6月23日の「あじさいまつり」では、17日限定の御朱印が授与されるとか。17日以外にこの限定御朱印がいただけるのは、6月23日の「あじさいまつり」のみなので御朱印帳を忘れずに持って行きましょ〜!
- 柳谷観音 楊谷寺
- 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
- 075-956-0017
- あじさいウイーク中は300円(それ以外は無料)
- 9:00〜17:00(受付16:30まで。あじさいウィーク中は16:00閉門)
- 公式サイト
真っ赤な三重塔×紫陽花のコラボは一見の価値あり!
木津川市・岩船寺(がんせんじ)
見頃:6月上旬~下旬
京都府の南端、木津川市にある岩船寺。奈良時代の729年に創建されたと伝わる古刹で、本堂には行基作と言われる本尊阿弥陀如来坐像が安置されています。
趣ある岩船寺の山門をくぐると、両側に咲き乱れる紫陽花の花が出迎えてくれます。
セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、そして重要文化財でもある五輪石塔の側には可憐なカシワバアジサイも。さらに参道を進んでいくと、奥に重要文化財の三重塔を望むことができます。
新緑の緑と、三重塔の朱色のコントラストが美しく映える中、色とりどりの紫陽花が咲き誇ります。
- 岩船寺
- 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
- 0774-76-3390
- 最寄り駅
- 大人500円
- 8:30~17:00(受付16:45まで)
- 公式サイト
1万株の中からハート型の紫陽花を見つけて❤︎
宇治市・三室戸寺
見頃:6月中旬〜7月上旬
およそ1200年前に開かれた宇治の古刹・三室戸寺。1万株もの紫陽花が咲き乱れる「あじさい寺」として有名で、一年の中でもこの時期は、多くの参拝客が訪れます。一面に咲き誇る紫陽花の美しさは息を飲むほど。
ここ三室戸寺の紫陽花が人気の理由は美しさだけではないんです!見つけられたら恋が叶うかも!?といわれているハートの形をした紫陽花があるんです。
これはそういった品種があるのではなく、自然のいたずらが生み出した奇跡というのがまた素敵ですよね〜♪ 毎年咲く場所は違うそうなので、ぜひ探してみてください!
ハート型の紫陽花にちなんで、ハート型の紫陽花の絵馬も(500円)。女子ウケアイテムがいっぱいでテンションも恋愛運もUPするかも!?
また、三室戸寺には丸いセイヨウアジサイや、可憐なガクアジサイ、「幻のアジサイ」とよばれるシチダンカなど約50種に及ぶ紫陽花を見ることができます。6月8日から6月23日までの土日は、19時〜21時までライトアップも開催(最終受付20時30分)。
- 三室戸寺
- 京都府宇治市莵道滋賀谷21
- 0774-21-2067
- 平常:大人500円、小人300円/あじさい園開園期間中(6/1〜7/7):大人800円、小人400円
- 8:30〜16:30(最終受付16:00)
- 公式サイト
京都府内の紫陽花の名所、いかがでしたか?^^
梅雨の時期はぜひ、カラフルな紫陽花をお目当てにぜひ、各地を訪れてみてくださいね!
source:KYOTO SIDE
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