雨の日をもっと美しくする。アジサイの絶景スポット鎌倉「御霊神社」
真っ青な空が広がる夏を前に、天気予報で雲行きを心配することが増えがちな梅雨の時期。そんななか、雨の日にカラフルな彩りを添えてくれるのが、梅雨の時期ならではの花「紫陽花(アジサイ)」です。
梅雨のはじまり、6月ごろに見ごろを迎えるアジサイたち。青から紫まで、絶妙なグラデーションに見惚れてしまうアジサイたちの、見事な咲きぶりを堪能できるエリアが神奈川県鎌倉市です。
今回は、都心からもアクセスしやすい鎌倉の名スポットのなかから、同市にある「御霊(ごりょう)神社」をご紹介します。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
学業成就や必勝祈願のご利益がある「御霊神社」
江ノ島電鉄(以下・江ノ電)の長谷駅から徒歩約5分ほどで到着できる「御霊神社」。通称「権五郎神社」とも呼ばれており、駅からの近さもあって、入口の鳥居の目の前を江ノ電が走っているという珍しさが魅力です。
敵に右目を撃ち抜かれても戦い続けたという伝説を持つ鎌倉権五郎景政が祭神として祀られており、眼病平癒にご利益のある神社としても名を馳せています。
それだけでなく、武勇に優れていることから学業成就や必勝祈願のご利益もあるとのこと。
さらに、境内には鎌倉江の島七福神めぐりの福禄寿も祀られているため、幸福や財産、長寿のご利益もあるという、まさに鎌倉屈指のパワースポットです。
神奈川県鎌倉市「御霊神社」の見どころは?
御霊神社のアジサイはというと、社殿の背後に「紫陽花小道」と名付けられた小道があり、多くの種類のアジサイが植えられています。定番のブルーや紫だけでなく、鮮やかなピンク色や真っ白のアジサイなども見ることができるのが魅力です。
そして、なんといっても御霊神社のポイントは「江ノ電とアジサイ」という光景を目にできるということ。
目の前を江ノ電が走っていることに加え、線路沿いにもアジサイが植えられているため、走ってきた江ノ電とアジサイを同じアングルにおさめようと、カメラを片手にスタンバイしている観光客の人も多く集まります。