海の宝石たちと海中散歩。鮮やかな三重県尾鷲の「人工魚礁」へ

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2019/07/11

海の宝石、ウミウシにうっとり

ニシキウミウシ

ソフトコーラルが覆う漁礁ブロッックの上では、さまざまなウミウシを観察できます。鮮やかな色合いや、奇抜な形から、海の宝石と呼ばれるウミウシは、マクロ写真の格好の被写体として人気ものです。

マクロレンズをつけた大きな水中カメラで小さなウミウシを狙うダイバーの姿は、微笑ましくもあります。

キッカウミウシ
卵を産み付けるリュウモンイロウミウシ

最後はツバメウオに見送られて浮上

人なつこいツバメウオのペア

水深23mでの潜水時間(無減圧)は35分。そろそろボートに戻る準備にかかりましょう。潜行に利用したガイドロープのところに戻り、ユックリと浮上していきます。

夏から秋にかけはてツバメウオが現れ、ロープの周囲を2~3匹一緒に泳いでいることも。しばしば、見送るかのように、途中までダイバーと一緒に浮上てきます。

黒潮は紀伊半島に近づいたり、離れたりを繰り返しています。その影響を受けて、尾鷲で見られる生物も大きく変化するのです。それも自然の営みのひとつとして、ぜひ楽しんでみてください。

  • DIVE SITE SEA DREAM(ダイブサイト シードリーム)
  • 三重県尾鷲市行野浦204
  • 0597-23-2789
  • 公式サイト
  • image by:大谷徳幸
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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水中写真家/ドローンパイロット/ライター。1957年大阪生まれ、三重県在住。紙媒体退職後、スキューバ・ダイビング関連の情報を中心にFacebookやBlogで海外向けに発信中。

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