パスポートはいらない。世界の名所に似た、国内「そっくり観光地」8選
父母ヶ浜/香川県
北海道の摩周湖と同じく、ウユニ塩湖にそっくりといわれているのが、香川県三豊市にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」です。干潮時になると、ウユニ塩湖のような絶景が見れます。日本の夕日スポットランキング1位に選ばれたこともあり、水面に反射する夕日が特徴的です。
原尻の滝/大分県
豊後大野市にある「原尻の滝」は、日本の滝100選にも選ばれている名滝です。田園地帯の平地に突如現れる、幅約120m、高さ約20mの巨大な滝は「東洋のナイアガラ」ともいわれており、圧倒的な迫力。
滝の前の吊り橋「滝見橋」から滝を正面で見る他、下に降りて滝壺に近寄ることも可能です。その迫力を間近で体感できることから、人気の観光スポットして多くの人が訪れます。
カナダの「ナイアガラの滝」はコチラ!
「ナイアガラの滝」は、アメリカとカナダの国境に落ちる世界随一の観光名所。ひとつの滝と勘違いされていることが多いですが、実は「カナダ滝」「アメリカ滝」「ブライダルベール滝」の3つの総称なんです。
大迫力の流水が代名詞となっていますが、みる方角によってもその印象が大きく異なります。訪れた人はそれぞれ異なるイメージの「ナイアガラの滝」を思い浮かべるかもしれません。また、ナイアガラ川には「レインボーブリッジ」という橋がかかっており、歩いて国境を行き来することができます。
青の洞窟/沖縄県
恩納村の真栄田岬にある「青の洞窟」は、海水の侵食でできた海蝕洞。洞窟内の海面が、日光の反射により青く輝くことからその名前がつけられたといわれています。
観光スポットして絶大な人気を誇り、毎年多くの観光客がシュノーケリングやダイビングを楽しんでいます。
太陽が出ている間であれば、いつでも青い輝きを見ることができますが、日光がよく反射する早朝から午前中が特に美しいのだそう。
イタリアの「青の洞窟」はコチラ!
本家「青の洞窟」は、イタリア南部ナポリのカプリ島にある海蝕洞です。
洞窟は断崖絶壁に囲まれており、わずかな隙間からしか入ることができません。そのため、波の高い日は入場できないなど非常に厳しい制限がありますが、運良く中に入ることができれば、この世の物とは思えない絶景を目の当たりにできます。
洞窟内からは古代ローマの遺物が見つかっており、「ローマ皇帝のプライベートプールだったのではないか」という説もあるのだそう。
日本にも、世界の名所にも負けない魅力的なスポットがたくさんあります。パスポートなしでも行ける、手軽なプチ旅行として「日本の名所」をめぐってみてはいかがでしょうか。
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